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小春日和♪ときどき信州

本・吉田篤弘 「屋根裏のチェリー」 

2021年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




 作品紹介・あらすじ
もういちど会いたいです都会のはずれのガケの上にある古いアパート。その屋根裏にひっそり暮らしている元オーボエ奏者のサユリ。唯一の友だちは、頭の中にいる小さなチェリー。「流星新聞」の太郎、定食屋〈あおい〉の娘のミユキさん、鯨オーケストラの元メンバーたち……と個性的で魅力的な登場人物が織りなす待望の長編小説――。『流星シネマ』と響き合う、愛おしい小さな奇跡の物語。
                読書備忘録 
茶々を入れるサユリの中のチェリー・・・いつかはお役御免と消えてしまう。
伯母である睦子さんがいいわ。
どんなに辛いことやきついことであっても、そこから少しでも楽しみや喜びのようなものを見つけ出すこと――歳をとるというのは、そうした術を身につけてゆくことだった。というか、そんなふうに考えるようになるのが、つまりは歳をとるということなのだ。サユリさんは大人です。私より若すぎるのに・・・
読み始めてから不思議なことにどんどん速くなる。わー!と行っちゃった感じ。
そして素敵に終わりました。
お気に入りの音楽を聴いている時に、ふわぁーっと広がるような感じだった。
大好き!
★★★★★

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