メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

天皇賞(G1)・秋 ☆血統的考察☆彡 

2021年10月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


?天皇賞・秋(G1)血統的考察先週の菊花賞(G1)は、果敢にハナを奪った△タイトルホルダー(4番人気)が後続を突き放し、鮮やかに逃げ切った。父ドゥラメンテは皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬。今年の夏、わずか9歳で死んでしまったが、初年度産駒から見事にクラシックホースを出してみせた。母の父モティヴェイター、2代母の父シャーリーハイツは英ダービー馬。欧州血脈で固められた母から受け継いだ重厚なスタミナが3000mの長距離戦で覚醒した。有馬記念に出てくるようならおもしろい。さて、今週は天皇賞・秋(G1・芝2000m)。過去10年間のうち良馬場で行われたのは9回。前後半の平均は「59秒2-58秒4」で、勝ちタイムの平均は1分57秒6。直近の6回はすべて後傾ラップとなっており、前半ゆるめのペースで入って徐々に速くなる、というパターンが定着している。今年は逃げ馬不在のメンバー構成。戦略的に飛ばす馬が出てこないかぎりは前半スロー→後半速くなる、という近年のパターンをなぞる可能性が高い。日本を代表する強豪が集まるので、勝ち切るにはハイレベルな中距離能力が必要だ。長い直線に坂が配された芝2000m戦は、軽いスピードだけでは乗り切れない。スピードと底力のある実績馬、とくに持続力のある馬が信頼できる。過去3年間の、「レースのラスト5ハロン」と「勝ち馬の上がり3ハロン」はそれぞれ以下のとおり。18年57秒4-33秒6(勝ち馬レイデオロ)19年57秒2-33秒8(勝ち馬アーモンドアイ)20年57秒3-33秒1(勝ち馬アーモンドアイ)過酷なロングスパート戦でありながら上がり3ハロンが33秒台、というハイレベルな戦いとなる。今年もこれに近い流れになる可能性が高く、そうしたラップへの対応力が取捨選択のひとつの基準となりそうだ。コントレイルは「ディープインパクト×アンブライドルズソング」という組み合わせ。この配合は父の代表的なニックスのひとつで、他にダノンプラチナ(朝日杯フューチュリティS)、レッドベルジュール(デイリー杯2歳S)とレッドベルオーブ(デイリー杯2歳S)の兄弟などが出ている。出走23頭中20頭が勝ち上がるという驚異的な成績だ(勝ち上がり率87%)。この組み合わせは直線の長いコースに強く、東京芝では連対率36.2%を記録している。中山芝の21.2%を大きく上回っている。ちなみに、阪神競馬場では内回りで12回走って連対なし、外回りは連対率35.5%と、これも大きな差がある。大阪杯(G2)が行われる阪神内回りコースは血統的には実績の乏しいコースだった。レコードで圧勝した東京スポーツ杯2歳S(G3)、3馬身差で楽勝した日本ダービー(G1)、アーモンドアイに食い下がったジャパンC(G1)と、東京コースでは常にハイレベルなパフォーマンスを披露している。2着に敗れたジャパンCは三冠を全力で走り切った直後で本調子になかったと思われる。無敗で三冠を達成したシンボリルドルフ(1984年)、ディープインパクト(2005年)は、三冠直後のレースで苦杯を喫している。日本だけの現象ではなく、1970年にイギリスで無敗の三冠を達成したニジンスキー、1977年にアメリカで同じく無敗の三冠を達成したシアトルスルーも、直後のレースで敗れている。長距離戦(日本=菊花賞、イギリス=セントレジャー、アメリカ=ベルモントS)を力一杯走ると消耗が激しく、目に見えない疲れが残る。なおかつ、無敗の三冠を達成するために極限の仕上げをした反動も出てくるのだろう。今回は休み明けなのでフレッシュな状態で臨むことができる。前述のとおり条件的にはベストで、どうやら台風の影響も避けられそうなので期待できるだろう。グランアレグリアは「ディープインパクト×タピット」という組み合わせ。母タピッツフライはアメリカでジャストアゲームS(米G1・芝8f)、ファーストレディS(米G1・芝8f)などを制した芝の一流馬。前者を勝った際は1分32秒34という高速決着だった。時計勝負に強い血統であるといえる。母の父タピットが伝える気難しさの影響か折り合い面に難しさがあり、ペースが締まったマイル戦や、1200〜1400mの短距離戦でとくに優れた能力を発揮する。2000mの大阪杯(G1)は、雨の影響で前に進みづらい馬場だったので、行きたがるそぶりを見せなかったが、前述のとおり天皇賞・秋は前半のペースがゆるめなので、折り合えるかどうかがカギとなる。そこをクリアできれば、ディープインパクトの牝馬のなかでは歴代最高レベルの資質を備えているので好勝負に持ち込めるだろう。ただ、気になる点は、8月に喉頭蓋エントラップメントの手術を行ったこと。追い切りでは影響が感じられなかったとしても、実戦でどうなるかは走ってみないとわからない。エフフォーリアは「エピファネイア×ハーツクライ」という組み合わせで、アドマイヤムーン、スリープレスナイト、ケイティーズプライドの近親にあたる。父エピファネイアは牝馬三冠馬デアリングタクト、アメリカJCC(G2)を勝ったアリストテレス、菊花賞(G1)とホープフルS(G1)で2着となったオーソクレースの父。2年間で菊花賞の馬券圏内に3頭の産駒を送り込んだように長丁場での実績が素晴らしい。本馬は母の父がスタミナ型のハーツクライなので、本質的には2000mよりも2400mが向いているのではないかと思われる。ただ、同産駒の東京芝2000m連対率は23.5で、1位ディープインパクトの27.3%には及ばないものの、2011年以降、当コースで産駒が20走以上した57頭の種牡馬のなかで第6位と悪くない。無敗で皐月賞(G1)を制し、日本ダービー(G1)はハナ差2着と、パーフェクトに近い競走成績。能力的には3歳世代で1、2を争うレベルにあるので、古馬重賞における今年の3歳勢の好成績を考えると、古馬に引けを取らない走りが期待できる。あとは仕上がり具合だけ。臨戦過程を見ると、過去10年間の連対馬20頭のうち5頭が毎日王冠組だが、ここ5年間は連対していない。ここ5年間は安田記念組が4頭、宝塚記念組と札幌記念組が2頭ずつ、天皇賞・春組とオールカマー組が1頭ずつ連対している。今年、安田記念から直行してきたのはグランアレグリアしかいない。コース形状から外枠不利は明白なので、できるだけ内枠を引きたいところ。ヒモ選びに迷ったら半分よりも内側の枠を狙いたい。外枠に入ってしまった場合は大幅に割り引き。8枠(桃帽)は黙って消し。以上の傾向を踏まえ、調教の動きなどを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ