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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記
洋上風力導入に向けたアセスメント関連!
2021年10月18日
テーマ:テーマ無し
6814 古野電気2021/10/18 15:00 / [現在値] 1,255円 [前日比] 2円 [出来高] 143,200株魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器の世界大手メーカー。10/14発表の中間決算で売上高は前期比9.8%増の43,139百万円、営業利益は同74%増の2,900百万円です。舶用事業では、北米でプレジャーボート向け機器の販売が好調だったほか、欧州では商船向け機器の販売が高水準となっております。また日本では農林水産省の経営継続補助金の対象となる案件が引き続き貢献。産業用事業では、PNT事業のうちOEM受託製品の販売が減少したものの、自動車販売台数の回復に伴いETC車載器の販売が増加。また5Gエリア拡大に伴い携帯電話基地局向けのGNSSタイミング製品の販売が増加したことも寄与しております。9月に上方修正した通期予想(売上高85,000百万円、営業利益4,000百万円)に対する進捗率はそれぞれ50%、72%と、コロナ禍前、20年2月期の第2四半期(売上高52%、営業利益57%)と比較して順調に推移。政府は6月に令和2年度水産白書を閣議決定しておりますが、資源評価、漁業・養殖業、加工流通の各フィールドにおいて、ICT・AI等を利用した効率的な取組の現場実装に向けた技術開発・実証を推進する方針を示しております。同社では次の成長に向けた取り組みとして、養殖支援事業を展開。安定した漁家経営と後継者育成を軸とした「儲かる養殖業」、「見える養殖業」を顧客と共に具現化する方針ですので、ニーズも高まることになりそうです。今後は洋上風力発電分野での事業拡大にも注目。同社では70年以上培った海洋電子技術とノウハウを生かし、洋上風力発電事業のアセスメントに有効な機器提供から運用後の海域管理まで、トータルで支援しております。「9101 日本郵船」、日本海洋科学との協業で、完成後の維持管理において、当社独自の監視レーダー技術を活用した沿岸監視から、運航計画/管理、作業者の安全管理、気象・海象サービスなど、ハード・ソフト一貫した保守メンテナンスでサポートできる、国内初の海域管理システムを提供。また、洋上風力発電設備を生かし、周辺海域の漁場動向を継続観測。魚量や水温、塩分濃度、潮流など様々な環境情報のデータを収集することで、沿岸漁場の状況を把握できるとともに、近い将来、地元漁業者の出漁判断につなげられるなど、スマート化による沿岸漁業の経営効率化の促進につなげますので、政府がカーボンニュートラルに向けて切り札とする洋上風力発電の普及に向けて商機拡大が見込めるとみております。予想PER9.88倍、PBR0.87倍と、東証1部の予想PER15.65倍、PBR1.32倍(ともに10/14時点)と比較して割安で水準訂正余地は十分です。テクニカル面では、日足で25日線がサポートラインとなるなか、MACDのゴールデンクロスも迫っております。月足では9月線、24月線、60月線の、短・中・長期線が揃って上昇基調となるパーフェクトオーダーが示現しており、中長期で上昇トレンドが強まってきたと判断。
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