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雷無月日記(6)... 

2021年10月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

















































数週間前に,以前の職場の同僚で先輩が亡くなったという連絡が入った.85歳.
実はどうもワクチン接種を受けていなかったらしいという.
連絡を受けた受話器越しに一瞬,葬儀をどうするのだろうということが頭を過ぎった.連絡をくれた方は,すぐに察せられたのか,葬式は行わず病院から火葬場へ直接送る, "直葬" でやるということだった.このご時世,人の集まる式は省くというのはしかたのないことではある.特別親しくしていた方ではなし,特に世話になったということもない.せいせい年賀状のやり取りくらいだった.ただ,かつての同僚としてせめてお別れをとは思ったし,なぜ接種をしてなかったのかとも...

ちょうど読売新聞のオンライン版を見ていたら,まさにこのことを扱ったコラムが出ていた.当然,直葬は昨年からその件数が伸びているという.


















   Quel est votre r?ve ?...
   Leica M10+Atoll Ultra-Wide 17mm F2.8


















第1波では直葬が53%で,通常の葬儀が47%となり,初めて逆転したという.その後わずかに回復したが,第2回の緊急事態宣言下1月では,49%とまた直葬が増加したという.また,一周忌法要は前年比63%減,三回忌法要は38%減ということになった.
ただし,四九日法要はほとんど減らなかったのだという(これは,葬儀の時に四九日は一緒にすませることが多いからだ).
自治体によって違いがあるようだが,健康保険から葬儀費用の一部が支給されるところもあるとのこと.


まあ,感染者数が劇的に減少してきたこの頃だが,まだ重症数はそれなりにあり,死亡数の急減とはならない.この調子で感染者数が減っていけば,葬儀そのものが通常の形態に戻るかというと,そうは考えられない.葬儀に参加する側の心理はそう簡単にコロナ以前の心持ちに戻るとは思えない.従って,式の開催の減少は暫くは続くのだろう.




■テロだ
新型コロナウイルスのワクチン特例承認差し止めを巡る訴訟の第1回口頭弁論が本日,東京地裁で開かれ,庁舎内に関係者とみられる数百人がマスクを着用せずに集団で入ったという.完全なるテロだ.

マスクの効果については示されているのに,この手の輩は屁理屈を捏ねて強行する.法的規制をかけないからこのようなことが起きる.これを契機に類似の行動が広がらなければ良いが...

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