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慶喜
政治学者が見た菅内閣の“功罪”
2021年10月11日
テーマ:テーマ無し
?政治学者が見た菅内閣の“功罪” ☆自民党総裁選挙結果より菅総理大臣は退任する ☆昨年、国民の高い期待を背負って発足した菅内閣 *最後は混乱の中で突然の退陣となった ☆菅内閣は、1年余りで何を残したのか ☆日本政治を見つめてきた2人の政治学者が足跡を振り返える *菅内閣の「功」と「罪」を語る?2020年9月 第99代の総理大臣に選出された菅義偉 ☆「国民のために働く内閣」を掲げた ☆内閣発足直後のNHKの世論調査支持率は、62%という高い水準 ☆10月の所信表明演説 *「2050年カーボンニュートラル」「携帯電話料金の値下げ」 *「デジタル庁の設立」「不妊治療の保険適用」 ☆菅は内閣の目玉政策を次々と打ちだした?「脱炭素」は菅のリーダーシップで出来た ☆自民党などの政党史を研究してきた専門家は語る *政策には政治家としての菅の基本姿勢が投影されている *時代の流れで必須のことは先駆けてやっていく *省庁間の縦割りや官僚の抵抗などで動かないこと *とにかく動かしていくのが、菅総理の基本的な政策 ☆不妊治療の問題や子どもの問題 *手を付けていかないと日本が先細っていく *なかなかできない部分があった *そこを官僚を使って、前に進めていく突破力は菅総理らしい ☆政策の中でも「2050年カーボンニュートラル」 *高く評価し菅総理の独自色が出た部分だ?「行政官的総理」の真骨頂 ☆東京大学名誉教授の御厨貴氏は語る *菅を「行政官的総理」と位置づけた *個別具体的な政策を進める能力にたけていたと指摘する *政治というよりは、行政官の一番上にいる『行政官的な総理』だった ☆デジタル庁の創設 *総務大臣も経験し、官僚組織を知り尽くした菅の真骨頂と評価している *デジタル庁を作るというところまで持って行ったのは、すばらしい (短い期間で作ってしまった技量)?2020年12月 Go Toトラベル停止 ☆順調な滑り出しに見えた菅内閣 ☆徐々に新型コロナの感染拡大の影が忍び寄る ☆2020年11月以降、第3波が襲い *12月には、菅が、観光業支援の決め手として推し進めてきた *「Go Toトラベル」が全国一斉停止に追い込まれた ☆菅が経済対策に軸足を置きすぎてコロナを甘く見ていたのでは *Go Toや観光は、菅総理が官房長官時代から力を入れていた政策 *『事業者が苦しんでる』という思いがあったと思う ☆経済対策に軸足を置こうとしたのが菅政権 *感染拡大が常に起きて、後手後手になるということが繰り返された ☆コロナを甘く見たのでは *希望的観測みたいなものが、あったのかもしれない ☆2021年1月 緊急事態宣言再発出 *緊急事態宣言は、その後も、延長や再発出が繰り返される *「自粛疲れ」や「宣言慣れ」も指摘される状況となっていく ☆国民の方も『いつまでやるつもりだ』となる *国民の『コロナをなんとかしてほしい』という気持の政策出してない *出していなかった?2021年4月 バイデン大統領と初会談 ☆外交はマイナスもプラスもなし *対中国でのアメリカなどとの協力関係の構築に一定の評価をするが *外交面での目立った進展はなかったと指摘する ☆コロナで、外国に行ったのはアメリカ、イギリス、東南アジアの3回 *ほとんど外交をやる機会がなかった?2021年6月 ワクチン接種100万回達成 ☆新型コロナ対策が後手に回っているという批判も浴びた中 ☆菅が対策の切り札として期待をかけていたのがワクチン接種の加速化 ☆1日100万回の接種を掲げ *6月24日、政府は目標を達成したと発表 ☆総理が旗を振った成果で、高く評価できる *当初『1日100万回できるわけがない』と、みんな思っていた *菅総理が相当なリスクを負って旗を振った成果は間違いない ☆『功』の部分として率直に認めるべきだ *それがなければ、デルタ株の感染が広がっている中で *もっと悲惨な状況になっていたと思う?2021年7月 東京五輪の無観客開催を決定 ☆東京オリンピック・パラリンピックの開催 *国内でも賛否が分かれる状況となっていた ☆東京オリンピックは、観客を入れずに開催することを決めた ☆賛否に関して評価は難しい *もう少し後にならないとできないと評価できないのかも?2021年8月 横浜市長選挙で敗北 ☆菅内閣は任期中、選挙では苦戦を強いられた *衆参あわせて3つの補欠選挙と再選挙 *候補者擁立を見送ったものを含めて全敗 ☆菅のお膝元で行われた横浜市長選挙 *菅が支援した元国家公安委員長の小此木八郎が大差で敗れた ☆これが政権の致命傷になったとの指摘も出ている ☆敗北の原因は、政権のコロナ対応への国民の不満 *自民党支持であっても今回は嫌だという人が増える *要するに全部コロナの対応がうまくないから負けている?2021年9月 人事と解散で退陣へ ☆自民党総裁選挙への立候補を表明した岸田文雄 *自民党役員の就任期間を決める提言 *二階俊博を念頭に「二階外し」で、評価する声もあった ☆菅は二階の交代を含む党役員人事を行う意向を固める *これを境に政権の命運は暗転していく ☆「菅では衆議院選挙は戦えない」という声も出る中 *菅が人事を行ったあと、衆議院を解散し *総裁選挙を先送りするのではないかと? ☆結果として、総理大臣の伝家の宝刀である「解散権」を封じられた *2日後、菅は総裁選挙への立候補断念を表明する ☆菅は得意な人事で道を誤った *菅はもう解散権もない *人事権もない、何にもできないっていう総理大臣 *人間は得意な分野で道を誤るというけれどその様な結果である?「チーム安倍」との比較 ☆安倍は「チーム安倍」と呼ばれた部下を率いて政策を進めた ☆菅は、チームをうまく作れなかった *菅は、周りから十分な情報が入らず *希望的観測に流れていたのではないか ☆政策も大切だけれど *それを推進するための力をどうやって持てるか *菅総理自身は、人事を使って官僚を動かすところはうまかった *チーム力と国民への訴えかけが弱く *その点をコロナで一番問われてしまった?派閥経験と自分の言葉という教訓 ☆菅内閣は、安倍内閣から禅譲され *派閥がみんな一挙に乗り、総裁選挙も簡易な形でやった *本格総裁にならなかった ☆本格総裁でなくて禅譲でやっていくという政権は相当危ない ☆これからの総理大臣情報過多の時代 *みずからの言葉できちんと国民に訴えなきゃいけない *自分の言葉でしゃべって、自分の言葉で納得してもらうこと *国民との距離を縮めていくことになる ☆今後の首相への“功罪”を教訓として生かす留意点 *菅首相は、説明や発信のしかたで国民との距離を生んでしまった *党内にしっかりした支持基盤があること *政権運営には決定的に重要だという教訓を残した ☆「コロナ対策は誰がやっても上手くいかない」 *そんな声が政府与党からよく聞かれた *次の内閣も、新型コロナ対策に向き合うことになる ☆菅内閣の“功罪”を教訓として生かすことができるのかも (敬称略)?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『NHK政治マガジン』政治学者が見た菅内閣の“功罪”(NHK政治マガジン記事より画像引用)
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