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山桜 

2021年08月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「山桜」。
BSプレミアムで2021年8月31日(火)13:00〜放送。

田中麗奈、東山紀之共演。
藤沢周平の短編小説を映画化した時代劇。
2008年5月に観たときの感想文です。

キャッチフレーズは、
”幸せへのまわり道… 風雪に耐えて咲く山桜の下
男はひたむきに正義を貫き、女は熱い思いを胸に秘めた”。

海坂藩の下級武士の娘・野江(田中麗奈)は、
前の夫に病気で先立たれ、
磯村庄左衛門(千葉哲也)と再婚していた。

墓参りの帰りに、磯村との縁談がある以前に
縁談の申込があった、剣術の名手の
手塚弥一郎(東山紀之)と偶然出会う。
山桜が満開のころであった。

野江が手塚の縁談を断ったのは、
弟の新之助は、なぜ手塚との縁談を断ったのか問われ、
“自分に剣の使い手の嫁は務まらないと思った”と、
答える。剣術の名手は怖いと思ったからだった。

実際に話をしてみる心の優しい男であると分かり
彼の優しい言葉を支えに、辛い生活に耐える野江だった。

そのころ、凶作が続き藩の財政が危うい時に
重臣・諏訪平右衛門(村井国夫)は私腹を肥やしていた。

年貢に苦しむ農民を救うため
手塚は、城中で諏訪を襲い殺傷し投獄される。

野江は磯村と離縁し、殿が江戸から帰り、
手塚が許される日を祈りながら、
手塚の母・志津(富司純子)と待ち続けるのであった。
山桜が満開のころである。

「蝉しぐれ」、「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」などと
同様に藤沢周平の小説を映画化したもの。

この映画は庄内地方で撮影されていて
田園風景や雄大な山並みに加えて
題名通りの「山桜」が美しい画面が見どころ。

ある日、美しい山桜に手を伸ばした野江の背後から、
”手折ってしんぜよう”と弥一郎。

このシーンがこの映画のベストシーン。
たった一度の出会いを胸に秘め、想い続ける。
ロマンスですね。

一青窈による主題歌が静かな余韻をもたらす。
監督は篠原哲雄。



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