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東京五輪と「神宮外苑地区の再開発」を語る「人新世の資本論」著者斎藤幸平氏 

2021年08月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



妻が「昨日の朝日新聞(夕刊)を読んだ。貴方が普段から国立競技場の事で言っていたことを若い学者が言っているわよ。」と言いましたので、慌てて24日(火)の夕刊を読みました。そして『人新世の「資本主義」』は、世田谷図書館には蔵書がありませんので購入しました。

『 今回の五輪が盛り上がり欠けた理由をコロナ禍のせいだと考えてしまうと、問題の本質が見えなくなります。一番の問題は、資本土義が五輪を金もうけの道具にしてきたことです。米国の政治学者ジュールズ・ボイコフは、五輪のようなメガイベントの本質を「祝賀資本主義」と批判しました。お祭り騒ぎに便乗して、特定の人たちや企業が政府や開催都市の大型支出で利益を得て、そのツケは国民に押しつけるというものです。 五輪の場合、勝利の感動はその構造を隠す格好の手段ですが、東京五輪では感染爆発のせいでその構造がわかりやすく見えてしまい、スポンサー企業がイメージ悪化を恐れるという事態となりました。 ただ、準備段階では所定の目的を達したようです。一つが神宮外苑地区の再開発。国立競技場周辺は公園や公営住宅など公共スぺ一スの多いエリアでしたが、競技場の建て替えに便乗してそれらを壊し、建物の高さを緩和して高層ビルの建設を可能にしました。? 成熟都市で新たに開発できる「フロンティア」を無理やり作り出し、公園や景観などの公共財=「コモン」を私物化していく。新しい土地を開発して膨張したいという衝動は資本主義に備わっているものです。』太文字は管理人。
斎藤幸平氏が、指摘している神宮外苑地区の再開発は、「宗教法人明治神宮と電通の企画案」通りに進捗していますが、東京都都市整備局長安井順一郎が仕組んだ「都市計画緩和」こそが根源だと考えています。都営住宅霞ヶ丘団地の建て替えによる居住者の権利も大事でしたが、日本共産党議員団は「木を見て森を見なかった」と思っています。
以下は、Blog記事カテゴリー「東京五輪・新国立競技場問題」から抜粋しましたのでご参照ください。
>隣地境界線を遙かに超えた“違反設計”のザハ案が最優秀とは?専門家は何を審査した<
>新国立競技場計画の“黒子”は東京都都市整備局長安井順一と睨んだ!<
>高さ70→80M違反設計のザハ案が「国際公約」とは笑止千万<
?>舛添知事「処分できぬなら文科相辞任しかない」それならば安井順一を都技監に昇格させた責任は?<
>日経ネットニュース「神宮外苑、100年ぶりの大改造 建て替えの連鎖」<

>表紙裏の文字起こし<
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した?期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。
(了)
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