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旧中山道醒ヶ井宿にて 

2021年08月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:カメラ散策

今は国道21号線と国道8号線の分岐の町米原。
その米原から中山道を辿って関ヶ原方面に1番目の宿が醒ヶ井宿である。

ここは旧街道に沿って清流地蔵川の流れる生水の町である。
この地蔵川は鈴鹿山地の北端の山裾から湧きだす湧水が源で
醒ヶ井宿からわずか1kmあまりで天の川に合流するという支流である。
中山道に沿って迫る山裾あたりのいたるところから水が湧き出し流れる清流は
水の風景が好きなぼくにとってはまことに魅力的である。

夏の暑い中
涼を求めて出かけて行った。

JR醒ヶ井駅から醒ヶ井宿まで徒歩3分。
まず最初に現れたのが西行水。
西行の伝説の残る湧水で大切に守られてきたことがうかがえる。
山の斜面の下から滾々と湧き出す湧水。
アマゴかニジマスかがすばしこく泳いでいた。

しばらく行くと
地蔵川を渡る石橋。
居醒橋だ。
橋の下の川で水遊びをする子どもでにぎわっていた。

かつてここを旅する人でにぎわったことが感じられる旅籠風の建築の並ぶ道。
そして地蔵川。
川の反対側の家に行くための石橋。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分になって歩いた。

川の中には無数に花をつけてるバイカモが清流に揺れて
またしばらく行くと芋洗い水車が心地よい音を立てて回っていた。
川面にピンクの花をそえた秋海棠。
川沿いの看板にはバイカモとここに生息する絶滅危惧種のハリヨ。
平日の昼下がり、結構多くの人が清流に涼を求めて散策していた。

写真仲間の友達と川の湧きだし口の水くみ場でペットボトルに汲む。
顔をあげたら前に生水饅頭の幟が…
もちろんすぐに店に入って注文。
湧水を引いた容器の中に水饅頭を沈めて冷やしたのかと期待したが
冷蔵庫から出してくれた。
大垣の生水の里ではそういう売り方をしてると聞いたのでいつかきっと…

そうこうしてる間に地蔵川の最初の湧きだすところまで来た。
この付近一帯はもういたるところからどんどん湧き出して流れ出していた。

暑い真夏の一日
涼しさ満喫の1日であった。



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桜花さん

onさん

この水の清らかさ
間近かで触れることのできる水
湧水場所では水をペットボトルに汲むこともできる。

それがいいですね〜
美味しい水と
美味しい生水饅頭は最高でした。

2021/08/13 17:22:53

懐かしい

桜花さん

梅花藻見たさに、数年前の暑い日にここにいきましたよ 。ツアーの時間の関係で短いじかんでしたが、
透き通った川の流れに浮かぶ梅花藻はかわいかった。

2021/08/13 15:25:36

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