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平成の虚無僧一路の日記

再び、グレゴリオ聖歌「クレド」と「六段」 

2021年07月19日 外部ブログ記事
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グレゴリオ聖歌の『クレド』と『六段』が「全く同じ」とい皆川達夫氏の説に、私は「全く納得できない」。You Tubeで「クレド」を検索してみた。いくつか聴くことができる。楽譜もアップされているが、五線譜ではない「四線譜」だ。http://www.youtube.com/watch?v=7YYK1GfsnWY&feature=fvwrelhttp://www.youtube.com/watch?v=bR9NF905nJk&feature=relatedhttp://www.youtube.com/watch?v=Yja0Tp_TCPA&feature=related最初のメロデイは「ラソファ ミレドレ」。これに「六段」の「ラ-ソミミ-- ミレミ-レ シ♭ レミ」が合うとは、理解できない。 「長さがピッタリ合う」と言うが、そもそも1600年頃の『六段』が今と同じとはいえない。『六段』の原型かと言われる琉球の『六段』は、雅楽と同じ「呂旋法」(ソラシドレミファ)であるし、八橋流の『六段』は、全部で「9段」に分かれているので、長さも違うのだ。私としては、近世の「平調子」が、グレゴリオ聖歌から移入されたということは判る。では「平調子」とは なんぞや?お箏(こと)の調弦の一つで「ミ ファ ラ シ ド」の「5音階」でとる。これは「都節」などとも言われ、「詩吟」の音階と同じ。「詩吟」は「ミファラシド」の5音だけで吟じるが、では筝曲もそうかというと、違う。『六段』では、絃を左手で押して、半音、さらに1音上げた音が出てくる。結局「ミファソラシドレ」の7音階なのだ。さらに「ファ♯」も使われる。これが、邦楽では革命的だった。それが「八橋検校」の創案とされてきたが、「いや、西洋音楽からの影響だった」というのなら 理解できる。だが この説も、1614年生まれの「八橋」が成人した時にはすでに キリシタン弾圧の後である。隠れキリシタンが地下に潜伏して 聖歌を歌い継いでいたかもしれないが、それを聴くことができたかは 疑問なのである。

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