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平成の虚無僧一路の日記

義満、後小松天皇を金閣寺に迎える 

2021年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



足利三代将軍義満は後小松帝を金閣寺に招き、一か月もの間拘束。毎日能の宴を開いたり、酒池肉琳三昧。そして、後小松帝に「次期天皇には我が子義嗣を」と約束させた。
そして義嗣の立太子の儀式を終えた一週間後、義満は謎の死を遂げる。
義満殺しの黒幕は義満の長男で第4代将軍になっていた義持。義持と義嗣は母親違い。兄義持にしてみれば弟義嗣が天皇になることなど絶対許せない。自身は将軍であって、天皇に膝まづかなければならない。そんなことには耐えられない。
それで父義満を殺し、相国寺も七重の塔を始めことごとく破棄した。ただ金閣寺だけは残した。
さて、後小松天皇が1カ月も滞在された場所としては、現在見る金閣寺では狭苦しい。復元写真によれば、方丈など別棟もあったのだ。これで納得。
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