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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

「日本はワクチンで二流国になった」なぜ取り組みが遅れたのか 

2021年06月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


武見敬三参院議員新型コロナウイルスのワクチン接種が進まない。東京や大阪などで大規模接種も始まったが、1回目の接種を終えた高齢者の割合は全国で12.6%(5月30日現在)。日本は経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国の中でも大きく遅れを取っている。どうしてこうなったのか。高齢者向け接種の「7月末の完了」を掲げる菅義偉首相の公約は実現できるのか。東京五輪・パラリンピックを開くことは可能なのか。自民党の新型コロナウイルス感染症対策本部長代理を務める武見敬三参院議員に聞いた。(牧野愛博)――なぜ、日本はワクチン獲得競争で出遅れたのでしょうか。 第1の原因は、国産ワクチンがなかったことだ。1990年代にワクチンの副作用を巡る訴訟で、製薬会社が2度にわたって最高裁で敗訴した。学校での集団予防接種もなくなり、マーケットが小さくなった。リスクを恐れ、大手はワクチン開発から手を引いた。 日本には、それまで主流だった有精卵を使ったワクチン開発の技術はあるが、バイオテクノロジーなどの新技術を得られなかった。結果的に、日本はワクチンで二流国になった。 2000年代に入り、アジアでも重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)が発生したが、日本は被害を免れた。厚労省は危機感を持ち、07年にワクチン生産ビジョンをつくり、製薬会社も合弁企業を作るなど努力したが、資金が続かずに挫折した。 政府も財政再構築を迫られたうえ、少子高齢化対策に追われ、感染症対策の予算が最近の10年間ほどは削減が続いていた。 第2に日本の患者数が欧米に比べて圧倒的に少なかったため、ワクチン供給が後回しにされてしまった。欧州連合(EU)が域内で生産されたワクチンの域外持ち出しを許可制にしたことも影響した。 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「ワクチンの75%以上がわずか10カ国で接種された」と非難しているが、今の国際社会は主権国家で構成されている。EUが自分たちのブロックを守ったように、日本政府も「国民の生命と安全を守る」という義務を負っている。テドロス氏の指摘にも耳を傾ける必要があるが、現実はそう簡単には切り崩せない。 第3に、日本の取り組みも遅れた。長年のワクチンに対する懐疑心が影響したのか、世論のなかに「ワクチン待望論」が広がるのが遅かった。そうはいっても、政府には国民の生命を守る義務があるのだが、ワクチン担当相の選任が今年1月になるなど、体制づくりが遅れた。★ギャグマンガ面白いzo☆彡AmebaマンガGIANT KILLING(1)  

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