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桜花賞 

2021年04月08日 外部ブログ記事
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?桜花賞G1)血統的考察先週の大阪杯(G1)は果敢にハナを切ったレイパパレ(4番人気)が4馬身差で逃げ切った。昼ごろから降り始めた雨の影響により馬場コンディションは「重」。これがレースの明暗を分けた。人気を集めた◎コントレイル(1番人気)、○グランアレグリア(2番人気)、▲サリオス(3番人気)はそれぞれ3、4、5着。大きく崩れたわけではないが、レイパパレと△モズベッロ(6番人気)の道悪適性を上回ることはできなかった。さて、今週は桜花賞(G1・芝1600m)。1、2番人気が予想されるソダシとサトノレイナスの2頭は、昨年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)以来の実戦。過去10年間の連対馬のなかで、レース間隔が最も大きかったのは2019年の優勝馬グランアレグリアで、前走は前年12月16日の朝日杯フューチュリティS(G1)だった。近年、外厩施設の充実、調教技術の進歩などにより、皐月賞でも直前のトライアルレースを使わずに、年明け緒戦のぶっつけ本番という臨戦過程がトレンドになりつつある。馬の能力が高ければ大きな不利はない時代、といえる。ただ、3歳春のこの時期、サラブレッドは大きく成長するので、4ヵ月間レースに出ないことによって、新興勢力との力差を確認することができないのは、馬券的に判断の難しいファクターのひとつといえる。【ソダシ】ソダシは「クロフネ×キングカメハメハ」という組み合わせで、母ブチコはユニコーンS(G3)5着馬。近親にメイケイエール(チューリップ賞、ファンタジーS、小倉2歳S)、ハヤヤッコ(レパードS)、ユキチャン(関東オークスなど重賞3勝)などがいる。シラユキヒメにさかのぼる白毛のファミリーは、ここにきて日本を代表する牝系のひとつに躍り出た感すらある。もともとダートテイストの強いファミリーなので、函館の新馬戦と2戦目の札幌2歳S(G3)は、パワーと持続力を要する洋芝が合っていたという見方も可能だったが、3戦目のアルテミスS(G3)は瞬発力が要求される東京芝1600m。これを完勝したので、馬場云々ではなく能力が高いということ。今回と同じ阪神芝1600mの阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)ではサトノレイナスを抑えて優勝している。ただ、クロフネ産駒はこれまで牡牝を問わず三冠レースを勝ったことがなく、桜花賞は11年のホエールキャプチャの2着が最高。13回出走して[0-1-0-12]という成績だ。能力の高さでこのデータを覆すことができるか。【サトノレイナス】サトノレイナスは「ディープインパクト×ノットフォーセール」という組み合わせで、サトノフラッグ(弥生賞、菊花賞-3着)の全妹にあたる。母は南米アルゼンチン産で、同国で亜オークス(G1・芝2000m)、亜1000ギニー(G1・ダ1600m)などを制し、3歳牝馬チャンピオンとなった。セレクトセール当歳で1億円(税抜)の値がついた高馬だ。「ディープ×ノットフォーセール」の組み合わせは最優秀2歳牝馬のダノンファンタジー(阪神ジュベナイルフィリーズなど重賞5勝)と同じ。両馬ともリファールのクロスを持つという共通点がある。牝馬なので兄よりも切れる脚があり、マイル戦への対応力もある。前々走のサフラン賞は出遅れて後方からの競馬となったが、直線で大外に持ち出すと1頭だけ違う脚いろで先行勢を呑み込んでしまった。前走の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)はスタートで出遅れながらソダシとハナ差の接戦。能力差はない。ディープインパクト産駒は牡牝の三冠レースを計26勝しており、桜花賞は通算5勝([5-4-2-28])。3歳春が近づいてくると上昇してくる血統だ。成長力でソダシを逆転できるかどうか。【アカイトリノムスメ】アカイトリノムスメは「ディープインパクト×キングカメハメハ」という組み合わせで、ジナンボー(新潟記念-2着)、ラインベック(東京スポーツ杯2歳S-3着)の全妹。母アパパネは2010年の牝馬三冠馬。それに加えて阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)とヴィクトリアマイル(G1)を制している。初戦は見せ場なく7着と敗れたが、2戦目以降、未勝利戦(東京芝1600m)→赤松賞(2歳1勝クラス・芝1600m)→クイーンC(G3・芝1600m)と3連勝を果たしている。「ディープ×キンカメ」の組み合わせは成功しており、ワグネリアン(日本ダービー)、デニムアンドルビー(フローラS、ローズS)などの重賞勝ち馬が出ている。阪神芝1600mでは連対率18.2%。芝1800mの45.5%、芝2000mの31.6%に比べると少し落ちる。サトノレイナスと同じ美浦の国枝栄厩舎だが、こちらは関西への長距離輸送は初体験となる。勝てば母子制覇。【メイケイエール】メイケイエールは「ミッキーアイル×ハービンジャー」という組み合わせで、ソダシの項で説明したとおりシラユキヒメの牝系に属している。2代母ユキチャンはダートグレード競走で3勝を挙げた砂の名牝。父ミッキーアイルはディープインパクト産駒の名マイラーで、初年度産駒からメイケイエールのほかに兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2・ダ1400m)を勝ったデュアリスト、フィリーズレビュー(G2)3着馬ミニーアイルを出している。昨年秋のファンタジーS(G3・芝1400m)で、道中引っ掛かりながら1分20秒1というレコード勝ちをしたように、底知れない能力を秘めている。年が明けて気性面の成長が期待された前走のチューリップ賞(G2)も、相変わらず引っ掛かって鞍上の武豊騎手が苦労していた。それでも勝ったのは地力の高さ以外の何物でもないが、それでG1を勝てるかというと、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で4着と敗れているように難しいのではないか。【アールドヴィーヴル】アールドヴィーヴルは「キングカメハメハ×ディープインパクト」という組み合わせ。母イサベルはアドミラブル(青葉賞、日本ダービー-3着)の全姉、エスポワール(ターコイズS-2着、中山牝馬S-3着)の半姉で、自身は4勝を挙げた。2代母スカーレットは不出走馬だが、その半兄にリンカーン(阪神大賞典など重賞3勝)、ヴィクトリー(皐月賞)がいるほか、同じ一族にフサイチコンコルド(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)がいる。バレークイーンはサドラーズウェルズを抱えているため大レース向きの底力に恵まれ、クラシックにおける強さに定評がある。前走のクイーンC(G3)は、アカイトリノムスメにわずかクビ差及ばず2着。キャリアわずか1戦だったことを考えると評価できる。前走は馬体重が18kg減だったが、初戦が余裕残しで、なおかつ長距離輸送もあったので心配はない。牝馬三冠レースを勝ったキングカメハメハ産駒は、これまでアパパネとレッツゴードンキのわずか2頭しかいない。しかし、この2頭は桜花賞を勝っており、このレースでは同産駒は8頭出走して4頭が馬券に絡んでいる。出走頭数は少ないものの、出走した馬はコンスタントに上位争いをしているという傾向が見られる。【ファインルージュ】ファインルージュは「キズナ×ボストンハーバー」という組み合わせ。母パシオンルージュは短距離で3勝を挙げた活躍馬で、その半弟に新潟2歳S(G3)をレコード勝ちしたザラストロがいる。本馬の半姉にエスト(父キンシャサノキセキ/3勝クラス)、レンブランサ(父ヘニーヒューズ/3勝クラス)がいる。1月のフェアリーS(G3)を2馬身半差で楽勝。2着のホウオウイクセルは次走フラワーC(G3)を勝ったのでレベルが低かったわけではない。キズナ産駒は中山芝1600mで連対率31.6%。それに比べると阪神芝1600mは連対率20.6%。これも優れた数字ではあるが、中山芝コースとの比較では落ちる。本質的には機動力を武器とした小回りコース向きの馬だろう。前走の馬体重は492kgと、牝馬にしては恵まれた好馬体で、能力の上限は高そう。阪神芝1600mでも展開が向けば馬券圏内に食い込む可能性はある。馬場改修後に行われた07年以降14回の桜花賞では、1〜5番枠が一度しか連対していない(18年2着ラッキーライラック=1番枠)という奇妙な枠順バイアスが発生している。そして二桁枠が17回連対している。明らかに外枠>内枠という傾向が見て取れる。枠が発表されたらこのあたりもチェックしてみたいところ。以上の傾向を踏まえ、調教の動きなどを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。

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