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映画が一番!

隠し剣 鬼の爪 

2021年03月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、今晩は〜!
各地から、桜の開花便りが放送されていますが、
「花見て一杯」が出来ないのは残念です。

TVやネットの桜を見ながら、チビリチビリと飲むのも一興。
”酒はしづかに飲むべかりけり”と言いますから。
(?_?)〜!、これは秋の言葉でしたっけ。

今日の映画紹介は「隠し剣 鬼の爪」。
BS日テレで2021年3月17日(水) 19:24〜放送。

山田洋次×藤沢周平!愛に生きた男の必殺剣!
2004年10月に観た時の感想文です。

日本アカデミー賞を始め、国内外で高い評価を得た
「たそがれ清兵衛」。
そのメガホンを取った山田洋次監督が、
2年の時を経て再び藤沢周平作品を映画化。
  
前作同様、設定も東北のある藩の下級武士が主人公。
下級武士の当時の食生活や習慣などを忠実に描き出し、
質素な生活を垣間みることができます。

現在のサラリーマンと同じように、理不尽?な上司の
命令に悩みながら自分の歩む道を模索する主人公。

たそがれ清兵衛が中年の男やもめの設定だったが、
この片桐宗蔵(永瀬正敏)は若い独身の設定。

キャッチコピーは、
”幕末。愛に生きる侍がいた”。

舞台は幕末の東北・海坂藩。
平侍の片桐宗蔵(永瀬正敏)は、母(倍賞千恵子)と
妹の志乃(田畑智子)、女中のきえ(松たか子)と、
貧しくも笑顔の絶えない日々を送っていた。

やがて母は亡くなり、きえは大きな油問屋に嫁いでいった。
その後、きえが幸せに暮らしていると思っていた宗蔵は、
彼女が過労で倒れ病床に臥せっていると聞いて驚く。

嫁ぎ先へ乗り込み、強引にきえを連れ帰る宗蔵。
きえの体は順調に回復するが、再び別れの日が。

そんな中、藩の江戸屋敷で謀反を企て捕えられた
狭間弥市郎(小澤征悦)が、牢を破り百姓の家に人質を取って
立て籠もった。弥市郎は藩内きっての剣豪。

そこで大目付の甲田(小林稔侍)は、
彼と同じ剣術指南役・戸田寛斎(田中泯)の門下生だった
宗蔵に討手を命じる。

盟友を斬れという藩命に抗えない宗蔵は…。

彼女とは身分の違いがあり、簡単には一緒にはなれない。
しかし、彼の淡い恋心はどんどん大きくなっていく。

そうです、この映画は激動する時代の
下級武士のラブストリーでした。
  
今迄の時代劇と違うのは海坂藩という東北の
小藩設定なので、セリフが全部、山形弁?なので
注意して聞いていないと何を言っているのか
判らないので字幕が欲しい思いましたね。
(この放送では字幕付きです。)

そう言えば、誰か東北弁は
フランス語に似ているとか似てないとか言っていたような?
  
寅さん風の作りで、あちらこちらにお笑いもあり、
監督が語っているように、
”時代劇の魅力は、生身の人間の命をかけた
痛みを伴う戦いが描けることだ”と、
殺陣のシーンも痛みが伝わって来るようなできでした。

ところで、「隠し剣 鬼の爪」とは
どんな必殺ワザなんでしょうね。見てのお楽しみ‥‥。
 



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