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平成の虚無僧一路の日記

馬王堆漢墓から出土した尺八 

2021年02月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



1971年、湖南省長沙で発見された「馬王堆漢墓」は、女性の遺体が生けるが如き状態だったことで、世界を驚かせた。紀元前2世紀、前漢の初期のものとされる。その頃の日本は、まだ弥生時代だ。豊富な副葬品も、ほぼ完全の状態で出土した。その副葬品の中に楽器もあった。七弦琴、25弦の瑟(しつ、大きな琴)・22管の?(う、大型の笙)・1組の?律(?を調音するための竹笛)。?律は12本の竹笛で、その各々に漢初の十二律の名称が記されていた。そして、六孔の簫(しょう、尺八に似た縦笛)が二本。??????
近代の中国には「尺八」が存在しないので、「洞簫」の「簫」と記されている。「笙」とは別。「笙」は何本もの細い竹を組み合わせて、ハーモニカのような舌がついたもの。「洞簫」は細く長く、唄口を内側に削る。「馬王堆」の縦笛は、「洞簫」より「尺八」に近い。敦煌の壁画にも数十点もの尺八を吹く図がある。これも「尺八」だが、現在中国語の説明では「篳篥(ひちりき)」と記録されている。「篳篥」はクラリネットのようなリードがついたものであるから間違い。敦煌壁画からも、「馬王堆漢墓」からも、唐代以前に「尺八」が存在していたこことは明らかであるから、「唐代に呂才が初めて尺八を創ったというのは」誤りである。

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