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バックドラフト 

2021年01月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

大相撲初場所、平幕の大栄翔が隠岐の海に勝ち、
13勝2敗で埼玉県出身力士として初優勝。

この場所は新型コロナウイルス感染で、
横綱白鵬を筆頭にコロナ関連で初日から関取15人が
休場する異例の場所でしたが、大栄翔の活躍で
興行的には何とか、なったと言うところでしょう。


今日の映画紹介は「バックドラフト/BACKDRAFT」。
BSプレミアムで2021年1月25日(月)13:00〜放送。

「バックドラフト」とは、気密性の高い燃焼している
部屋から外部に吹き出してくる、
炎の塊りの強い気流(ドラフト)が噴き出して来ること。

似た現象に「フラッシュオーバー」がありますが、
微妙に違うようです。

キャッチコピーは、
”炎より激しく燃える愛と、青春に命をかけた兄と弟…”。

舞台はシカゴ。
消防士の父に連れられ、火災現場に駆けつけた少年の
ブライアンは、父が同僚の
アドコックス(スコット・グレン)を助けて、
ブライアンの目の前で殉職してしまう。

それから20年後。
兄のスティーブン(カート・ラッセル)と
同じく、父親の跡をついで、
ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)も
消防士となった。

配属先は兄が隊長を務め、過激な任務遂行ぶりで
知られる第17分隊。
そこには父が助けたアドコックスも配属されていた。

スティーブンとブライアンの仲は悪くはなかったが、
消防一筋の兄に対してコンプレックスを抱えていた。

スティーブンはブライアンを成長しても、いつまでも
未熟な弟として扱い、ブライアンからすれば
いつまでも自分を一人前として認めてくれない
兄貴だと不満を持っていた。

そんな中、バックドラフト現象を利用して、
議員の命を狙う連続爆破放火殺人事件が発生する。

この事件の調査を担当するのは放火犯罪捜査官の
リムゲイル(ロバート・デ・ニーロ)。

ブライアンはガールフレンドの
ジェニー(ジェニファー・ジェイソン・リー)から、
彼女が秘書を務める市議会議員の
スウェイザックからリムゲイルの助手をやらないかと
誘われるがその申し出を断る。

何故なら、スウェイザック(J・T・ウォルシュ)は
消防署の合理化を進めた議員の筆頭で、
この合理化のせいで消防隊員が大勢命を落とし、
消防隊員達から嫌われている議員であったからだ。

本作が面白いのは、連続爆発放火事件が発生し、
犯人は誰なのか…。と、ミステリー仕立ての物語に、
反発しあう兄弟の絆と葛藤を織り込んだ
ヒューマンドラマの一面もあり、
一度で二度美味しい?映画になっています。

勿論、タイトルに違わず、ILMによる特撮で、
炎が生き物のように動く火災シーンに立ち向かう、
消防隊員の消火活動はアクションでした。

映画の醍醐味をてんこ盛りにした映画。
ハンス・ジマーの音楽も素晴らしいですね。

1991年(平成3年)制作。
監督はロン・ハワード。



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