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葵から菊へ
別冊宝島「謀略の昭和裏面史」の「賠償ビジネスに群がったフィクサー」にもデヴィ夫人の記事が
2020年11月13日
テーマ:テーマ無し
?ある人物の経歴を追っているので、2006年発行別冊宝島「謀略の昭和裏面史」を購入した。「賠償ビジネスに群がったフィクサー 巨額利権をめぐって暗躍した政商たち」を読んでいたら、Facebookに投稿したスカルノ大統領デヴィ夫人に関する記事があったので抜粋したい。
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いったいそれはどれほどの額だったのか主なものだけで次のょぅになる(以下、金額は当時)。ビルマ昭和29年11月、平和条約調印。賠償約720億円、借款約180億円(昭和38年に無償供与約500億円、借款約110億円を追加)。フイリピン昭和31年5月、賠償協定調印。賠償約2000億円、借款約900億円。インドネシア昭和33年1月、平和条約調印。賠償約800億円、無償供与約640億円、借款約1440億円。韓国昭和40年6月、日韓条約調印。無償供与約1080億円、借款約720億円、民間借款1000億円以上。
暗躍する政商? これらの賠償ビジネスに多くの人間が群がった最大の理由は、おそらくそれが「ボロ儲けできる商売」だったからだろう。 現在のODAにも言えることだが、こうした政府間の取引では、クライアントにコスト意識がないので、個別の取引そのものが非常に利益率が高くなるよう設定されるうえ、途中でいくらでもコミッションがピンハネできる構造になっていることが多い。 だいいち相手国のクライアント側が、どっぷりピンハネ体質に染まっていたから、こうした商談の場では、なによりカネの配分の話になる。賄賂の相談を日本の外務省の役人が堂々とするわけにもいかないから、そこにフィクサーの出番が回ってくるというわけだ。? では、実際にどんな人間たちがそこに介在していたのか 元大本営参謀の瀬島龍三・伊藤忠商事元会長の軌跡を検証した『沈黙のファイル』(共同通信社社会部編)に、インドネシアと韓国の賠償ビジネスの内幕が詳しく記されているので、そこから主な点を引用してみよう。 同書によると、たとえばインドネシア賠償ビジネスでは、当初は賠償交渉を政治決着させた岸信介ときわめて近い関係にある木下産商という商社が、その利権のほとんどを握っていたという。木下産商は後に三井物産に吸収されるが、当時はまだ小規模な個人経営の鉄鋼商社だった。
? そこに参入したのが、大手商社・伊藤忠商事で当時はまだ中間管理職だった瀬島である。伊藤忠とインドネシアを仲介したのは、東日貿易という商社を経営する久保正雄という人物だった。瀬島は大本営参謀時代の先輩である辻政信参議院議員を介して久保と知り合っている。この仲介で辻がいくら儲けたのかは不明だが、当時辻は陸士時代や軍人時代のコネクションを使い、とくに東南アジアの賠償ビジネスに広く関わっていたと見られる。久保正雄は賠償のクライアント側であるインドネシアのスカルノ初代大統領に日本人ホステス(後のデビ夫人)を世話するなどして深く食い込んでいた。彼は児玉誉士夫との関係が深く、暴力団とも繋がっていた。またバックに大野伴睦や河野一郎らもいたという。いわば政商のひとりである。? こうして伊藤忠はインドネシアの賠償ビジネスに参入し、巨額の利益を上げた。瀬島はさらに社内で出世の階段を昇ることになる。? 要するにこのケ−スでは、久保正雄という政商を通じて伊藤忠がインドネシア利権を買ったという図式になる。久保の背後にいた児玉や、大野や河野ら党人派の政治家らも、そのオコボレに与かった可能性が高い。? 韓国ビジネスでも、瀬島は児玉と連携して参入に成功している。瀬島自身も後に中曽根康弘らとの緊密な関係を武器に半ば政財界のフイクサーとなっていくのだが、当時、瀬島と児玉を結びつけたのは、元海軍航空参謀で航空自衛隊幕僚長も務めた源田実?参議院議員らしいということだ。 瀬島龍三はインドネシアでも韓国でも、初めは大本営コネクションで人脈を開拓している。韓国には、日韓併合時代の戦前に日本の陸軍士官学校を出身した人物が多かったから、その人脈を利用することもできたようだ。 以上は伊藤忠の例だが、これは当時、ほかの商社でもみなやっていたことである。要は、そういう時代だったということだろう。 ほかの国でも事情は同じだ。まずは国交回復交渉?賠償交渉に関わった政治家とその系列のフィクサーや商社が利権を?み、ほかの勢力があの手この手で食い込みを図る。? こうした人脈はその後も、xx親善友好協会」とか「XX友好議員連盟」などというかたちで受け継がれている。
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(了)
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