メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

M8, M9 & R-D1 for Someting I love ...323...

秋風月日記(6)... 

2020年08月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し







































夏の全国高等学校野球選手権大会がSARS-CoV-2の流行によって中断され,それに代わるものとして現在,高等学校交流試合が甲子園球場でが行われている.
高校野球についてはこれまでにも運営,指導ほか様々な問題点が挙げられて,日本という特殊野球文化,もっといえば特殊スポーツ文化の持つ根深トラウマにまで言及しないとならないことは言うまでもない.
やる側だけで無く,伝える側にも甲子園ということになると情緒扇動型の報道がいつもなされている.

















波打ち際



   Leica M9+Kiyohara 75mm F














コロナ禍にあって,通常の全国選手権ができない代わりに,ここまで努力を重ねてきた選手達が可哀想だということから,高等学校交流試合という形で代替試合が行われているのだが,これも結局は情緒的理由でこのSARS-CoV-2大流行下で行われているのだ.
なにも,現在まで努力を重ねてきた高校生は野球少年ばかりではない.スポーツ少年だけではない.
殊更に"野球"を悲劇のヒーローに祭り上げるのはどうなのかといつも感じている.まあ,分かりやすいと言えば分かりやすい.視聴率,購買率も稼げるのだろう.


こういう情緒的下で行われてるゲームに,更に応援というこれも素人野球では異常とも言える付属物が華を添える.
今年は,リモート応援ということで球場には入れないが,自校などで吹奏楽部が進行中の試合にあわせてマッチした曲を演奏するという朝日新聞後援の「みんなで栄冠」企画の演奏光景がニュースで流れていた.


見たのは,10日の開幕試合に演奏した埼玉花咲徳栄高校の吹奏楽部の報道だった.
確かにリモートだけど,体育館で通常の楽器配置体制よりは演奏者間を多少は離してはいる(?)けど,演奏者間の隔壁はなかった.ちょと心配な感じがした. 
リモートにした意味は2つある.観客との関係,演奏者相互の関係だろう.
長時間(30曲)に渡り吹奏楽器をほぼ閉鎖空間の体育館内(おそらく出入り口くらいは開放していたのだろうが)で熱を込めて鳴らしていていいのかなぁとも.


応援ブラスの報道を見ていて思いだしたのが...
東京都交響楽団が文化芸術関係の灯を絶やさないために,指揮者 大野和士氏主導の下,オーケストラ演奏におけるSARS-CoV-2対策として唾液飛沫飛散にどう対処すればよいのかという科学的実証実験を慶応大学,聖マリアンナ医科大学と協同で6月11,12日に行われたプロジェクト.
プロジェクト説明からの引用...
「東京文化会館において,オーケストラの演奏により発生する微粒子(エアロゾル)および飛沫の計測を行いました.具体的には,トランペットやフルートなどの10種類の楽器と男性・女性歌手,そしてオーケストラ編成で演奏した際の微粒子個数濃度の計測機器による測定およびレーザー光を用いた飛沫の可視化実験を実施しました.現在は得られたデータの解析を進めており,結果がまとまり次第公表され,音楽界全体の活動再開に向けた参考資料として役立てていただく予定です」.

管楽器10種類の測定では,意外と飛散しないものもあったりしたので,通常の体制でもOKのようであった.細かくない唾液は楽器から出て奏者の近くに落下する.だから,その唾液を捉えるシートを敷いておかなければならない.


このような国内での取り組みは初めてではないだろうか.
紹介された映像を見ていても医療関係者と共に真剣に取り組んでいる姿が印象的だった.クラシック好きな一人として感銘を受けた.


科学の介在しない情緒的行動は時として予想もしない事をもたらす.その良い例が先日の福岡におけるサッカー部寮生事案だろう.

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ