メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

再び、「原爆投下は知らされていた」 

2011年08月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「広島、長崎ともに、原爆投下は知らされていた」という
私のブログに、「トラックバック」された全文を掲載させて
いただこう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8月6日、NHK「原爆投下 活かされなかった極秘情報」を見た。
広島も長崎も、諜報レベルではB29襲来情報を掴んでいたにも
かかわらず、空襲警報が発令されなかったことを 初めてNHKが
報道した。

「これまで想定外の奇襲攻撃とされてきた広島、長崎への原爆投下。
しかし実際は、アメリカの電波を傍受することで、軍は原爆投下を
めぐる動きを事前に察知していたことが明らかになった。」

原爆投下の2ヶ月前から、諜報機関はテニアン島における特殊任務機の
動きをキャッチしていた。しかし軍は、危険が迫っていることを
知りながら 何の手も打たなかったのだ。

テニアン島からのコールサインをキャッチしていた当時の諜報部員、
太田新生さん。
「悔しいったらありゃしない。分かっていたんだから。何か努力の
跡があればあきらめがつくが、全然使った形跡がない。だから
よけい悔しい」

大村基地の戦闘機部隊で出撃命令を待っていた本田稔さん。
「66年経ってはじめて知った。出撃命令さえ出してくれていたら、
長崎は決して爆撃されなかった。それだけは確信している。
5時間もあれば十分対応できたはず。これが日本の姿ですかね。
これからもまた起こるんじゃあないですか。」

さらに、特殊諜報部員だった長谷川良治さんによると、「8月11日
諜報記録をはじめとするすべての証拠隠滅の命令が下され、
終戦の15日まで徹底した焼却処分が行われた」という。

番組の中で「原爆についての情報がありながら、なぜ知らされ
なかったのか―原爆投下後66年、はじめて明かされる真実。」と
あったが、「なぜ知らされなかったか」の答えが用意されて
いたわけではない。しかし、その答えはすでに鬼塚英昭氏に
よって今からちょうど3年前に提示されていた。「原爆の秘密」の
国内編と国外編の2冊の本だ。

「ソヴィエトが参戦しようが、しまいが、原爆は確実に広島と
長崎に落とされることになっていた。すべては、原爆で金儲けようと
する悪しき集団がなせる行為であった。そのためにスティムソン
陸軍長官が指揮をとり、大統領、国務長官、科学者、軍人たちを
動かした。それだけでは原爆は製造しても投下できない。
それゆえに、どうしても落とされる側の協力が必要であった。」
(「国外編」P.297)

「原爆投下は『スペクタクル』でなければならなかったのである。
そのためには、広島市民にとっては申し訳ない限りなのだが、無警告で
なされねばならなかったのだ。」(「国内編」p.98)

広島には原爆投下が近づくにつれ、数万の軍人が入るようになり、
そのため広島市民への食糧供給が底をつくほどの状況になったという。
その軍人達は何の意味もない穴掘り作業に従事させられ、その多くは
原爆によって命を奪われていった。犠牲者が多いほど衝撃度の高い
「スペクタル」の実現のために。それを演出したのは、本土侵攻に
備えて創設されたという第2総軍の最高司令官畑俊六。鬼塚氏の
追及はあくまで執拗である。

NHKが鬼塚氏のこの二冊を知らなかったはずはない。この時期、
いったいどこに向かおうとしているのだろうか、NHKは。
そしてこの日本は。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も同意見だ。8月6日朝8時までに、西日本方面の司令官、軍人、
学徒が大勢集められていた。広島の人口は、当時24万。アメリカ
との約束で 50万のモルモットが必要だった。広島には、もう人を
集めても、食料も無い。仕事も無い。そのことを 前日、畑司令長官に
訴えた粟屋市長は家族とともに原爆の犠牲となった。原爆投下の
ことは、高野知事には知らせても、粟屋市長には教えなかったのだ。

もひとつ、学徒動員の学生たちを、6日の朝8時に、爆心地近くに
集めようとしていた事実もある。校長や教師の反対を押し切ってだ。

「広島・長崎の原爆投下は、人類初の仕組まれた人体実験だった」と
いうことは、すでに何人かの人によって暴かれている。それを
NHKも知っていながら、そのことを伏せたことに、私も関心を持つ。

それは、このたびの福島原発事故の報道にもつながっているからだ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ