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葵から菊へ
宇都宮けんじ氏は、大健闘されたのか?市民と野党の共闘が、都知事選を通じて発展したのだろうか?
2020年07月07日
テーマ:テーマ無し
日本共産党の志位和夫委員長が5日に発表した東京都知事選挙についての談話です。
一、宇都宮けんじさんは、勝利はできませんでしたが、大健闘されました。ご支持いただいた都民のみなさんに心からの感謝を申し上げます。勇気をもって出馬され、大健闘された宇都宮けんじさんに心からの敬意を申し上げます。 一、宇都宮けんじさんが掲げた都政改革の政策的訴え―検査と医療体制の抜本的拡充、徹底した補償によってコロナ災害から都民の命と暮らしを守り抜く、都立病院・公社病院の独立行政法人化を中止し拡充をはかる、カジノ誘致の中止などは、どれも多くの都民の切実な願いに応えて、今後の都政の進むべき方向を示した道理あるものと、確信します。宇都宮けんじさんが掲げた公約の実現のために、広範な都民の運動と手を携え、力を尽くします。 一、市民と野党の共闘が、都知事選を通じても発展したことは、今後につながる大きな成果です。立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、緑の党の支援とともに、多くの文化人・知識人の方々にも支援の輪が日に日に広がり、すべての小選挙区単位で宇都宮選対がつくられ、力をあわせてたたかいぬくことができました。こうした共闘のたたかいのなかで連帯と信頼の絆が広がったことは、大きな財産です。
田中龍作氏は、>前回(2016年)の都知事選挙で、宇都宮は民進党(現立憲)の枝野幹事長(当時)と共産党の小池書記局長から引き摺り降ろされた。< >消費税増税のお膳立てをし、安倍政権を誕生させた野田元首相も宇都宮候補の応援演説に加わった。この面子を見て有権者は投票したくなるだろうか。<と述べています。
【都知事選】宇都宮氏「野党はあっちに行ってろ」 なのに日が経つにつれ前面に出てきたhttps://tanakaryusaku.jp/2020/07/000232492020年7月5日 21:18 田中龍作ジャーナル
志位委員長が述べている「立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、緑の党の支援とともに、多くの文化人・知識人の方々にも支援の輪が日に日に広がり、こうした共闘のたたかいのなかで連帯と信頼の絆が広がった」結果の得票数は下記の通りです。たった一人で闘った山本太郎氏の得票数と比較してください。
山本 太郎 657,277 れいわ新選組小池 ゆりこ 3,661,371 無所属宇都宮 けんじ 844,151 無所属
京王線千歳烏山駅近くで、高級外車がある邸宅の煉瓦塀は、参議院選挙後も山本太郎氏のポスターが貼ってあってありましたが、今回の都知事選では剥がされ、宇都宮氏のポスター(希望のまち東京をつくる会)が貼ってありました。リベラルな有権者の中に「連帯と信頼の絆が広がった」事例ではなく、宇都宮氏と山本氏の共闘を願っていた事例だと考えています。
(了)
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