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尺八と横笛吹きの独り言
いまはただただ・・・・歩くしかない。そう感じましたけど・・・・
2011年08月09日
テーマ:テーマ無し
●「桜の道でいつかまた」作・演出 小野川 くにお 劇団 「創芸」公演
友人である劇団のKさんが主演だった。精一杯演じた音、握手を交わしたが、力強強かったなあ・・・・彼がラストシーンで歩いていくシーンがアップされた。
煩悶(はんもん)とは、いろいろ悩み苦しむ こと。苦しみもだえることかい…
還暦を終えた、同窓が様々に煩悶しながら展開していく。
この3月の大震災のあと、この劇の演出家の小野川氏は大震災の惨状をテレビで見ながらも執筆したそうだ。演劇どころではない国難のこの時期に執筆されたのは苦悩であったかと思われる。
大震災の後、日本人の多くが考え方を変化させてきている。
経済や自分の生き方をも謙虚に修正せざるを得なくなった。誰もが充実感をもって生きているわけではない。この劇はそのことをなおさら強く感じる。
還暦を迎えた劇中の仲間も、被災された方も・・・・未来に残すメッセージであるタイムカプセルを新たに作り始めた。伝統や歴史や絆がたくさんつまっていたタイムカプセルはすべて流されて失った。被災された方は家も家族もいないゼロからのこれからの新しいタイムカプセルを作り上げるスタートだ。
主演の有田 博(ありたひろし・私の友人Kさんです)のラストシーン・・・・歩くしかない・・・・
頑張れニッポン。頑張れ還暦人・・・・
2011年3月、統廃合(少子化で二つの学校が統合されること)になる中学校に還暦を迎えた同級生が集まった。
その場で仲良し5人組も再会した。
元編集長・元校長・住職・喫茶店経営などなど、職業はバラバラの仲良し・・・・今日も仲間のその喫茶店でオジサン達はアーダラこーだら 。
ダイエット目的のジョッギングなのに、もう昼間から缶ビールを飲みながらぼやいている。
好きな人ができた娘と父親の会話・ややマダラ惚け状態でこの同窓会に参加したお仲間の一人のおばあちゃん・おばあちゃんの痴呆が心配でかけつけた孫の高校生・亡き妻(白い和服での亡霊で演出)と残された夫との会話のシーン・体力維持のためこの仲間とジョッギングの会を作る・妻ある男に恋した娘の恋・・・・欲を削り、悟りの境地の住職(お仲間)のお話・・・・などなど様々な人生模様が笑いの中に展開される。
それは今の日本が抱えている「家族(夫婦・子供)」「老後」「健康」「介護」「生き甲斐」そのものだ・・・・みな煩悶しながら生きているのさ・・・・
一皮むけば、みな悩み苦しんで歩んでいる。
●演劇観賞後、奥様と軽く「お好み焼き」でちょいと一杯。
演劇最終日の8月7日(日)は1時30分開演で開演1時間前に到着予定が、途中の上井草で人身事故で50分待たされ、開演後15分過ぎに新宿「紀伊国屋ホール」に到着。
帰りには落雷のため、所沢と飯能間が不通というハプニングが加わり、新宿で1時間くらい待ちました。トホホ・・・・
人生いろいろ・・・・何があるかわかりません。ぼやかず歩くしかないね・・・・
主人公の元校長の有田 博は、被災地で写真屋を復活させる夢をもった青年に自分の娘を嫁がせる決心をした。
熟年離婚の危機にあった元編集長は、自分を見つめ直すために被災地にボランティアに行く決意を語る。担任の佐竹先生(80を越える年齢)はシベリヤで亡くなった戦友の慰霊の旅に出ることを教え子に伝えた。
みな、未来に残す新たなメッセージのために・・・・新たなタイムカプセルを作るために出発する。
●佐竹先生のシベリヤ抑留時代の話し・・・・この長い台詞(せりふ)は存在感のある話しでした。
●孫の高校生役「百合ちゃん」はお見事。現役高校生でなく現職の先生なのかしら?
●有田の娘役さんの声が素敵。(当然演技もよ)
●主人公の有田博の奥さん(亡霊)役の旦那さんが私のかつての戦友でした。
(不思議な出会い。遅刻で遅れて入ったら受付に戦友の彼がいました。「あれ・・・・なんでいるの?」かあちゃんが今日、亡霊役で出ているとのこと・・・・ほんとに幽霊役でしたが、演技がうまいねえ・・・・)
●亡霊役の亡き妻
この亡き妻はすばらしい母ちゃんですね・・・・天国でいつも彼をやさしく見ている。
わたしなら、劇で夫が級友の彼女(まだら惚けのおばあちゃん)から愛を告白される場面がありますけど・・・・私なら・・・・
ここの亡霊シーンで・・・・天国の母ちゃんが・・・・
完全に嫉妬する場面にするなあ・・・・「私は許せない、どうしてどうしてと・・・・嫉妬する」
少しおちゃらけるが・・・・最後は亡霊の奥さんも許す下りにするかなあ・・・・
●同じ部での暑気払いと反省会がありました。
8月6日(土)夕方。
西武新宿線の野方駅、上海料理・・・・慶和楼(けいわろう)。
退職した私がのこのこと幹事をお引き受けました。
ここのお店がうまい安い、量が多いときたもんだ。
円テーブル8名で2時間・・・・お一人3000円。・・・・で腹一杯。
一般的なお店なら4000円から5000円は取る料理。
ここはお奨めだ。職場でもよく利用するらしい。
土曜日のイベントもなんとか終わりました。
前座でfue流パワーポイントでPRしました。まんずまんずこんなもの。
欲を言えば若い方(20代から30代)は先をもう少し読んで行動するといいねえ・・・・
なかなかこれができないもんです。
マイク・リハーサル・話し方・音量・片づけ・・・・すべてに気配りが必要ですね・・・・
こういう会を設定するのも、生意気にも年寄りの私が見本を示した感じかなあ・・・・先人の姿を見て先を読むことが必要だわなあ・・・・私は黙っていますよ・・・
●本日1年に一回の「人間ドック」に行ってきました。
お茶の水の三楽病院。写真はお茶の水駅界隈。
採血・尿検査・便検査・胃のバリューウム検査・肺・胸のレントゲン・
視力・眼圧・心電図・呼吸気・聴力・内科問診
結果的には昨年とあまり変化無し・・・・やや体重が増加・・・・メタボでこれも昨年と同じ。
血圧は140?90と高め・・・・尿・便異常なし。
γGTPが少なくなった。悪玉コレステロールがやや多い(昨年と同じ)
不整脈は相変わらずある。昨年と同じ先生で・・・・特に痛みがないようなら要観察。
これも例年と同じ。
バリュームを飲むとき味わって飲んだら・・・・もどしそうになった。
「オエ・・・・」・・・・口はバリュームで白く汚れ、ドック用の衣服も少し白く汚した。
バリュームってもっと味がついているはずだが・・・・味わうとダメダね。
あと2圓曚病僚鼎鰺遒箸擦个いい里世・・・・「人間ドック」無事帰還を祝して今日も飲んでしまった。明日からまた終わりのない闘いが始まるわい。
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