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平成の虚無僧一路の日記

織田信長の愛妻は帰蝶か吉乃か 

2020年04月06日 外部ブログ記事
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昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」は、オリンピックを盛り上げるための企画だったはずだが、視聴率の低迷は東京オリンピックの不開催を予言していたようなものだ。
今年のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」は、「いだてん」よりは高視聴率18%でスタートしたが「衣装が単色で学芸会以下の安っぽい作り」。「役者も小者ばかりで戦国時代の重厚さがない」。織田信長の登場シーンでは「浦島太郎のCMかと思った」という笑いも出るほど。回を重ねるごとに視聴率は急速にダウン。昨年の「いだてん」に次ぐワースト2位だそうだ。
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斉藤道三の娘で織田信長に嫁ぐ「帰蝶」役。当初沢尻エリカで収録も終わっていたのに、麻薬問題が発覚して急きょ代役に川口春奈を立てて再収録というドタバタ劇でスタート。
川口春奈なかなかよくやっている。ドラマでは十分存在感を挙げている。
私が心配するのは、信長の正室「帰蝶」については、正史ではほとんど記されていない。名前もわかっていないので、美濃からきた姫で「濃姫」。あるいは翌年には美濃に帰されたので「帰る蝶」で「帰蝶」なんていう説もある?。亡くなった歳も不明。本能寺で信長とともに焼け死んだとか、安土城に居て、明智光春軍に攻められ行へ不明とか、諸説ある。
NHK大河ドラマで明らかになったが、「帰蝶」と「明智光秀・光春」は従妹の関係になる。ならば攻め殺すことはなかったか。
近年になって、愛知県江南市の旧家から「武功夜話」という書物が出てきて、信長の実質的な正室は「生駒氏の吉乃」ということが判ったのです。
実は「濃姫こと帰蝶」には子供ができなかった。信長の子供は男12人、女15人、計27人。すごい子だくさん。そのうち、長男「信忠」、次男「信雄(のぶかつ)」そして徳川家康の長男「信康」に嫁いだ「徳姫」の三人の母は「生駒氏の吉乃」でした。
美濃の斉藤道三の娘「濃姫(帰蝶)」が信長のもとに嫁いできたのは1556年。
その翌年1557年に 「生駒氏の娘吉乃」が信長の長男「信忠」を産み、さらに
翌1558年次男「信雄」を産んでいる。
ということは、信長は濃姫(帰蝶)と結婚する前から、生駒氏の娘吉乃と関係があったということになる。濃姫(帰蝶)の記録は正史の上では全く存在しないこと、そして二人の間に子供ができなかったということは、濃姫はやはり政略結婚の道具で、カタチばかりの夫婦だったのではなかろうか。
というわけで、今後、大河ドラマ「麒麟が来る」では、「吉乃」は出てくるのか。帰蝶との関係をどう描くのか、ハラハラ心配しているのは私だけでしょうか。
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ついでながら、「吉乃」という名前も後世の人がつけたもので、正式の名は不明。

生駒前野家 吉乃の墓 「久庵桂昌大禅定尼」と戒名のみ残る
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