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雛月日記(8)... 

2020年03月13日 外部ブログ記事
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■オリンピック原理主義,あるいは教条主義
本日のTBS「ひるおび」で,東京オリンピックの開催について話されていたときに,元JOCでスポーツコーディネーター春日良一氏とJOC委員の元柔道メダリスト溝口紀子氏の両名が驚くべき発言をしていた.
小生は,競技者優先主義の本質を見た思いで怖かった.










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春日氏はオリンピック教信者としてつとに有名だ.
「たかがウイルスなんかにオリンピックは負けない」,「4年に一度のルーチンを破ることはオリンピックの理念に反したことで,それをしないとオリンピックの意味をなさない」,「オリンピックの崇高な理念のためにコロナ程度で中止にはしない」,「ジカ熱でも,新型インフルでも,IOCはきちんとしたシステムを作って乗り越えてきたのだから,新型コロナでも対処できる」...等々 オリンピックGO,GOの一辺倒( ゜Д゜ )/
きちんとしたシステム?今回は,国を出るときに検査し,日本に来てもう一度検査し,消毒,うがいを徹底してさせる.ということらしい.あの数の選手団の検査をどこにやらせるのだろうか.宿舎の相部屋,食事のビュッフェなどどうするの?
COVID-19の正体も完全に把握できていない,治療薬,ワクチンもない.
パンデミック世界を前に,科学的根拠もなく,ここまでのオリンピック教条主義,原理主義者とは思わなんだ! こういう考え方は,戦前からの日本帝国陸軍にあった考え方と一脈通ずるところでも,空恐ろしいと感じた.

これに同調して溝口氏が,「宗教的と思われようと,オリンピックに中止や延期などありえない」と発したのだ.この方,普段の発言からはこんな原理主義者とは思いもよらなかった.他の4人のコメンテーターとMCはこの発言に一瞬,凍り付いたように時が止まった.

弁護士の八代英輝氏が,「選手のことを考えれば練習を積んできてここで中止あるいは延期になればさぞ残念で悔しかろうと思いますが,オリンピックは選手だけではなく,観客が全世界からやってくる.しかも,日本のようになんとか抑制できている国はまだしも,拡大しつつある国からの観客が来る.折角抑制しつつある中で,そういう人達から日本人への感染リスクを考えると,そこまでやるという論理が分からない」という趣旨の発言をした.他のコメンテーターもほぼ同様な意見を述べていた.
2人の教条主義者,原理主義者は選手以外はその他大勢と考え,濃厚接触による感染連鎖という危険性の一つもアタマにはないようだ.

オリンピックの理念,理念と春日氏は盛んに発言していてが,もう既に理念なんてのは基本的なところで失っているではないですか.
1.政治的介入,2.商業主義の介入,この2点で明らか.いまさら何を理念とは片腹痛い.クーベルタンの理想などは,もはや雲消霧散しているではないか.


  

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