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小春日和♪ときどき信州

本・藤野可織 「私は幽霊を見ない」 

2020年02月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




 内容紹介
心霊体験をしたいがために、廃墟訪問までしたが、ニアミスまでは体験できたものの、幽霊には会えていない…。“日常のずれ”を描いた著者初めてのエッセイ。『Mei(冥)』『幽』連載に書き下ろしを加えて書籍化。
                読書備忘録 
私も幽霊はみない。見たいとは思わないけれど、案外見ちゃって、それが何度か続くと平気になっちゃうらしい・・・見えないからより怖いらしい・・・
そうなのね・・・と思っているけれど、やっぱり見えなくていいかもしれない。
ただ、気配って感じるでしょ?車でトンネル通っているときに、あらやだ歩いてる危ないよね?って言うことがあるけれど、たぶんそれは何かの見間違いなのね。だって一緒にいる人がそう言うからきっとそうなのだ。
雨の日に子供の小学校に傘を持って行って下駄箱前で待っていた時に(下駄箱はトイレの前にある)ドアが開いた。のに誰も出てこない。それをやはり傘を持って来ていたお母さんと見たことがあった。今開きましたよね?って言われて、やっぱり?私も見ました。誰も出てきませんよね。って言ったら勇気あるお母さんは、ちょっと見てきますね。ってトイレに行った。あっさりと、誰もいませんね。って・・・でも開きましたよね?あ、そうそう開きましたね。この話私は人様によくするんだけれど、そうすると結構なお話が返ってくる。で、結果・・・風の仕業とか、勘違いとか、そういう事で始末をつけたがる。みんな怖いからね。
で、私がそういう話がお好みとわかった沖縄出身のお母さんが、家みてあげる。って借りているマンションを訪れて、あ、何もいない。大丈夫!体にも何も憑いてないよ。と言われてすんごく安心したことがあったっけ・・・彼女は沖縄に帰っちゃって、お互いにオマメじゃないからどこでどうしているのか・・・
子供たちが少林寺拳法を習っていた時に一緒になったお母さんは見える人だった。待っている間にお茶していると、あ!あの人の肩に!って言うことがあって、ちょっと待ってくださいね。私たちここから帰るときに親子三人でバス停までお寺の前を通って、バスが到着した時も真っ暗な中、やっぱりお墓の前を歩いて家まで帰らなくちゃいけないのね、怖いからやめてくれ!で、このお母さんはちょっとやんちゃしていた時にアレをやってアソコに入っていた人なのね。
ナ県ナ市マ町で借りていたお家はお墓のもろ裏。風が吹くと卒塔婆がカタカタと音を立てるからいったんお墓の塀際にあるお風呂のスイッチを外に出て入れる毎日が怖かった。ある日お墓が窓越しに真っ赤に染まっていた。ギャーっ!と叫んだら彼岸花がいっぺんに咲いていたのでした。あまりに突然咲いたから、あまりにきれいだったから、その花のことをよく知らなかったら・・・恐怖だった。
怖い小説で描かれていたのは、ここって家の森の家がある所じゃない?あれがあって、あれがあって、それはもうなくなってって風景がそっくりで、事情も!うちの場合、玄関のピンポンが鳴ることはないから出ることもないけれど、もし鳴ったとしても出ちゃダメなのよ!と、何だんなんだ?こんな時間に!って出そうな夫には言っている。だってそのお話はドアを開けたら誰も居なくて、振り向いたら家の中にいたっていうんだから・・・
なんてことを思い出しながら読んでいたわけで・・・
そのくらいの話はたっくさん書かれていた。
幽霊とは何か?・・・ね。
説明のつかない不思議現象
藤野可織さんは芥川賞作家!
★★★★☆
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