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葵から菊へ
佐高信著「鯛は頭から腐る」〜日本の社会に蔓延する無恥、無能、無責任〜
2020年02月21日
テーマ:テーマ無し
Blog記事『辻元議員の「鯛は頭から腐る」 安倍総理の「意味のない質問」』で佐高信氏の「鯛は頭から腐る」を世田谷図書館で予約すると記述しましたが、昨日粕谷図書館から借りてきました。
辛口評論家の佐高氏が、バブル崩壊後の1998年に大蔵官僚が銀行から「歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されていた時期に出版された著作ですが、辻元清美議員が指摘したように現在は、大蔵(財務)官僚が腐るどころか総理大臣の頭が腐っている時代です。
1998年4月25日光文社刊 佐高信著「鯛は頭から腐る」日本の社会に蔓延する無恥、無能、無責任
「はじめに」の部分だけ文字起こししました。(略) 犬養毅をはじめ、大塩に惹かれた政治家や実業家も少なくない。大塩には、檄文の版木の一行を四枚に分けて彫る用心さもあった。日本が頭から腐っているかの如き現在、にわかに大塩平八郎が身近に感じられる。「腐っても鯛」という言葉がある。鯛は腐っても高級魚であることに変わりはないという意味である。 組織が崩壊し始めているのに自己保身に汲々としているトップは「腐っても鯛、そのへんの雑魚とは違うわい」とばかりに自惚れている。? しかし、「鯛は頭から腐る」。? 現在の高級官僚ならぬ低級官僚の腐敗はその典型だろう。? 大蔵省をはじめとするキャリアの官僚の考えは「非常識」ではなく、「異常識」なのだと私は言っている。異常な“常識”である。われわれから見てアブノーマルが、彼らのノーマルとなっている。? しかし、残念ながら、一般の常識人たちには「悪への想像力」が欠けており、自分たちの等身大の悪しか想像できない。? ついにというか、ようやく少しは明らかになった大蔵官僚の狂態に対し、? 「あの人たちに罪はないのか」? などという反応に出くわすと、率直に言って私は苛立つ。罪の意識とか良識などというものはとっくに捨て去って彼らは官僚をやっているのであり、彼らにそんなものを期待しても無理なのである。それを望むのは、求める側の想像力の貧困を示すものでしかない。? 厚生省を追われた“はみ出し官僚”の宮本政於が『お役所の精神分析』(講談社)に、すさまじい体験談を引いている。? あるとき、宮本は後輩から、? 「宮本さん、今週は寿司を食べに行かないほうがいいですよ」? と言われた。なぜかと聞くと、生海老にコレラ菌が発見され、それがもう市場に出回ったからだという。? ならば事実を公にして、国民に警戒を呼びかけるべきだと思うのだが、「上層部」の会議の結果は、“公式発表はなし”だった。寿司業界がパニックになることを恐れたのである。? 幸い、このときはコレラ患者は出なかったのだが、ある上司に、この対応はおかしいのではないかと尋ねると、「君の発想はとても書生っぽい。もっと現実をしっかり把握しなければならない。考えてもみろ、ーヵ月ほど寿司業界、料亭にお客が来なくなったら経済的なロスは計り知れない。四、五十人のコレラ患者なら、入院させて治療しても経済的な負担はたかが知れている。もうちょっと大人の発想をしなければ役人として生きていけないよ」と逆に説教された。? つまり、薬害エイズのような話は例外ではなく、日常的に起こっているのである。? それでも、「一般の常識人」たちは自分の常識に従って、そういう官僚は一部だと思いたがる。しかし、もし、まともな官僚がいたとしても、そちらのほうがごくごく一部でしかない。? 私の観察では、霞が関のキャリアには「腐敗する官僚」と「自殺する官僚」しかいない。汚職が発覚し、追いつめられて自殺するノンキャリアの役人は別として、「腐敗する官僚」と「自殺する官僚」はシーソーゲームを繰り返しているのであり、「腐敗する官僚」が多くなれば、“異常識”が常識となって、まともな官僚は絶望し、自殺せざるをえなくなる。まさに現在がそうした状況であり、私たちは自分たちの“常識”を捨てて、彼らの異常さを診断しなければならないのである。
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