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老い朽ちる日までに

巡礼の宿 (天童荒太著) 

2020年02月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「お遍路さん」を迎える場所として道後温泉にある架空の宿「さぎのや」。
行く場所も帰る場所も失った15歳の少女は、この宿の美人女将からこう声をかけられる。
「あなたには、、帰る場所がありますか」
女将や地元の人々との交流を通じて、少女は、自らの生き方と幸せを見つけられるか。

「他者に対して不寛容になっていく時代だからこそ、手を差し伸べあって、希望と悲しみを分かち合う理想郷が必要である」と語る天童さんが紡いだのは、「本当の幸せ」をみつけるための物語。
2019年10月刊行

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