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東京裁判法廷証言席(テレビ東京?二つの祖国?ロケの小道具)が展示されていた。「防衛省意見交換会」で明らかに 

2019年10月11日 外部ブログ記事
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防衛省市ヶ谷記念館を考える会は防衛省大臣官房広報課との第二回意見交換会を、本日14時04分から15時まで参議院議員福島みずほ室のお世話で参議院議員会館地下会議室で行いました。
本日防衛大臣宛に提出した文書
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防衛省市ヶ谷記念館の展示に関する提案
2019年10月11日
河野太郎防衛大臣殿
防衛省市ヶ谷記念館を考える会
共同代表 赤澤史朗(立命館大学名誉教授)
1.提案
1)極東国際軍事裁判(以下、東京裁判)の裁判官、検察官、弁護人、被告人の肖像写真とそのプロフィールを市ケ谷記念館内に展示すること。
2)東京裁判の経過を図示し、裁判官の判決を市ケ谷記念館内に展示すること。
2.方策
?肖像写真
新聞社・通信社などのメディア関係および国立国会図書館などの図書・資料館関係のアーカイブスを活用すること。ドイツ連邦共和国のニュルンベルク裁判記念館(The Memorium Nuremberg Trials)における東京裁判コーナーのパネル展示(下の2枚の写真)を参考にすること。場合によっては、当記念館に写真資料の提供についての協力を要請すること。

?プロフィール
東京裁判ハンドブック編集委員会編『東京裁判ハンドブック』(青木書店、1989)の200〜211頁に記載された「1.戦争犯罪容疑者逮捕一覧、2.被告一覧、3.裁判官一覧、4.検察官一覧、5.弁護人一覧」を参考に作成すること。なお、「2.被告一覧」の(注)は、被告に対する人物評価に該当するので削除する。
?東京裁判の経過の図示
前掲『東京裁判ハンドブック』281〜286頁に記載された「東京裁判関係年表」を参考に作成すること。なお、年表は1978(昭和53)10.17の「靖国神社、東条英機らA級戦犯14名合祀」を最終項目とし、以下の項目は削除する。
?裁判官の判決
前掲『東京裁判ハンドブック』の212〜217頁に記載された「6.東京裁判法廷図、7.訴因一覧、8.証拠書類、9.判決一覧」を参考に作成すること。
以上

防衛省市ケ谷記念館の展示に関する提案:【追加参考資料】
本日、提出した「防衛省市ケ谷記念館の展示に関する提案」の第2項「方策」の「肖像写真」のデータ入手方法について具体例をいくつか列挙したが、新たに参考となる事例が判明したので、ここに追加したい。
戸谷由麻氏の著書『東京裁判−第二次大戦後の法と正義の追求−』(みすず書房、2008年)には米国公文書館所蔵の「東京裁判」関係写真が多数掲載されている。この写真データの入手方法について、著者の戸谷氏に問い合わせところ、文章でご回答をいただいたので、当会の責任において以下のようにまとめてみた。また、併せて同書掲載の写真について一覧表も作成したので付記した。ご参考にしていただければ幸いである。
なお、戸谷由麻氏は、現在、ハワイ大学歴史学部教授、スタンフォード大学フーバー研究所フェロー。アジア太平洋地域の戦犯裁判研究がご専門で、東京裁判研究の権威の一人である。

1)同書で利用した写真は、米国公文書館で公開されている資料であり、著作権の問題は発生しない。
2)ただし、利用する場合には、米国公文書館から取得した資料であることを明記する必要がある。
3)また、上記の件については、念のため米国公文書館にメールで直接問い合わせすることをお勧めする。
4)FE-238の内容はかなり豊富で、一箱に東京裁判関係の写真がたくさん入っている。もし、米国公文書館に行くのであれば、他にどのような写真が入っているのか確認した方が良い。
5)なお、この同書に利用した写真については、私(戸谷由麻)がデジタルデータとして所持している。米国公文書館から了解の回答が得られたならば、それを提供してもよい。
以上
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防衛省大臣官房広報課防衛事務次官杉山淳紀氏から「前回の意見交換会で申し上げたように市ヶ谷記念館は、健軍以来市ヶ谷台の歴史を展示しているので東京裁判に特化した展示は出来ない。しかし東京裁判関係書籍30冊を展示し、重要なページを見開きにしているなど可能な限り東京裁判展示の工夫をしている。
そして、テレビ東京開局55年記念スペシャルドラマ「二つの祖国」の中で「極東軍事裁判法廷のシーン」は防衛省市ヶ谷記念館でロケが行われたが、使用された小道具「証言席」は撮影後、テレビ東京から防衛省に寄贈されたので市ヶ谷記念館大講堂1階に展示しているそうです。
早速「市ヶ谷台ツアー」に参加し、証言席を見てみたいと思いました。

(了)

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