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明日香路散策 

2019年10月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

古寺のヒガンバナ巡りの中で
この時期ならではの明日香付近の写真スポットにも行った。
まず行ったのは
本薬師寺址のホテイアオイが咲く風景。
ここは奈良に都が遷されるまで薬師寺があった所なので
本薬師寺址と言われている。
現代の西ノ京にある薬師寺は
それゆえに新薬師寺と呼ばれているのも頷ける。

ここは毎年春になると
近所の小学校の子らが体験学習として
休耕田にホテイアオイを植えるのである。
春から夏にかけてどんどん株を増やし休耕田一面に広がる。
それがこの時期になって
一斉に薄紫の花を咲かせるのである。
毎年の楽しにしている場所である。

薬師寺形式の伽藍配置は残り
東塔と西塔の跡は島のようでまたいいアクセントになっている。
この時期ホテイアオイの紫とヒガンバナの赤とが
素晴らしいコントラストを見せてくれた。

次に向かったのは
稲渕の棚田である。
毎年ここで開催されるかかし祭りは
この地区の人気イベントとなっている。
棚田の畔に咲くヒガンバナと
かかしコンクールに応募された作品は
訪れる者たちの楽しみでもある。
ぼくも早速カメラを覗いてシャッターを切った。

毎年楽しみにしているイベントで
これで今年も安心して
帰路につくことができた。



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