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「馬事公苑の五輪レガシー」&「東京農大用賀農場のメモリアル」の上用賀公園拡張工事計画 

2019年08月01日 外部ブログ記事
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7月30日に、岩波書店刊「農学と戦争」を共著した東京農大足達太郎、小塩海平両教授と世田谷区みどり政策課、教育委員会スポーツ推進課の担当者が、「東京農大用賀農場の跡地を考える・意見交換会」をしました。
セッティングと進行役は管理人が務めました。
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世田谷区は、国家公務員宿舎用賀住宅跡地(上用賀四丁目36番・面積31,113.12平方メートル)を取得し、上用賀公園の拡張事業計画をすすめています。
世田谷区公式ホームページより



この敷地は、総面積10.73ヘクタールもあった東京農業大学用賀農場の一部でした。
1960年に厚木新農場購入のため売却され、国家公務員住宅、衆議院速記者養成所などになりました。
世田谷区教育委員会スポーツ推進課担当者からは、「2020東京オリンピック・パラリンプックのレガシー」を是非残したいと発言がありました。
東京農大足達教授からは、「用賀農場のメモリアル」があるような、スポーツ施設と公園にしてもらいたいと発言がありました。
世田谷区の地名に「駒場」「駒澤」「上馬」「下馬」があり、「農耕馬」の馬頭観音も沢山ある。
近代になって「陸軍駒澤練兵場・駒場練兵場」、「近衛騎兵聯隊」、「陸軍獣医学校」など「軍用馬」の歴史もあり、馬事公苑が1964年と2020年の五輪馬術競技会場となるので「馬」というレガシーとメモリアルが共通項であることを確認できました。
また世田谷区内には都市農家が多く、JA東京中央もあるので、まさに東京農大の歴史と知見が生かされることも確認されました。
今後も適時な時期にこのような意見交換会をしていくことを合意して散会しました。

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1999年刊「目でみる東京農大百年」より

昭和3年頃の野菜販売実習

 販売実習は上の写真のように、馬車か荷車を利用し、学生数人が一組になって行う。世田谷の用賀農場から車に野菜を満載して、三軒茶屋から渋谷、青山方面へ出かけていく。新鮮で安いのでたちまち売り切れる。空車を用賀農場まで引いてきて、販売代金を精算してから、ようやく解散になる。貴重な人生経験になったが、若い学生には恥ずかしくてつらい実習でもあった。
 青山、渋谷界隈では、「学生八百屋さん」として、好意をもって迎えられ、一種の人気者になったものである。
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区立用賀小学校のホームページより




世田谷区役所窓口で配布している団扇




東京農大付近の戦争遺跡地図
(管理人が作図)



(続く)

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