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平成の虚無僧一路の日記

流行は100年と続かない 

2019年06月06日 外部ブログ記事
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私の尺八の師「堀井小二朗」は「音楽の寿命は100年」と云っていた。
宮城道雄の「春の海」も昭和4年の作曲だから、今年90歳。
今では正月でもコンビニかスーパーのBGMでしか流れていない。
テレビ、ラジオの音楽番組でとりあげられることはまず無い。
小学校の音楽教育で教えるはずだが、若者に「春の海の作曲者は?」
と聞いて、答えられる人何人いるだろうか。
「春の海」の寿命もあと10年で尽きる。
2016年の文部科学省の調査で、「25歳以上で一年間に邦楽器の
演奏を行った人」という質問で、「全国の25歳以上邦楽人口は
230万8000人。25歳以上人口100人あたり2.33人」とのこと。
長唄、清元、義太夫、地歌、筝曲、尺八すべてひっくるめて、
邦楽の演奏に携わる人は、プロ、アマ含めて100人中2人。
尺八人口は約1万人と推測されるので、1万人に1人。
これでは「絶滅危惧種」といわれても仕方ない。
虚無僧が吹いた「古典本曲」といっても、今日主に吹かれている曲は
大正から太平洋戦争前、戦前の音楽にすぎない。
10年後には8割の古典尺八愛好家がこの世からいなくなる。
私もその一人。そして今新しい尺八が生まれている。

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