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九州への車中泊旅帰路、出雲路 

2019年06月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

津和野を出た後
国道9号線と整備されてきた山陰自動車道を走る。
途中細々立ち寄りながら
その夜の車中泊地、道の駅「キララ多伎」に到着。

あくる日は
松江の町は「ホーランエンヤ」で
10年に1度の祭りで大渋滞が予想される。

そこで向かったのは
荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡。

ここの遺跡の発掘によってもたらされた考古学的事実は
これまでの弥生時代の定説を覆す
きわめて重要な意味を持つ発見であった。

すなわち
北九州を中心とする銅剣銅矛文化圏と
畿内を中心とする銅鐸文化圏の
どちらからも遠く離れた地で
青銅器文化の未開の地であった出雲から
とてつもなく大量の青銅器の発見であった。

その実際をこの目で見てみようと
出かけたわけである。

実際に行ってみてその発掘場所に驚かされた。
小高い山といえどもあんな斜面に
何かから隠したかのように埋められた大量の銅剣。
それまで全国で発掘された銅剣の総数が300本余りなのに対して
荒神山遺跡からその数を上回る358本が見つかったわけである。

加茂岩倉遺跡の銅鐸の発掘も同じことが言えた。

ぼくはこの旅で
また古代史の一面に触れることができたという思いで
出雲を後にした。



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