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お茶漬の味 

2019年05月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

大相撲夏場所で、平幕朝乃山が大関豪栄道に勝って
千秋楽前に12勝2敗で、初優勝を決めた。
平幕が優勝とは、上位陣との力の差がなくなって
来たということでしょうね。

今日のトランプ大統領の表彰式が楽しみです。

今日の映画紹介は明日、放送の『お茶漬の味』。
BSプレミアムで2019年5月27日(月)13:00〜放送。
昨年の10月に同じチャンネルで紹介しているので、
7ヶ月後の放送は、間隔が短いです。何故でしょうね?

『麦秋』に続いて小津安二郎と野田高梧が
共同で脚本を執筆し映画化した作品。

戦時中に執筆し、検閲で却下された脚本を、
高度経済成長を迎えつつある当時の状況を踏まえ、
設定を変更して映画化。

夫婦の心模様を味わい深いユーモアで描く傑作。
デジタル修復版での放送。

会社勤務の佐竹茂吉(佐分利信)は長野出身で
質素な生活を好む。妻の妙子(木暮実千代)とは
お見合い結婚で、もう8年になる。

しかし、上流階級出身の妙子にとって夫の質素さが
野暮にしか見えず、その夫を“鈍感さん”と呼んで
勝手気ままに暮らし、学生時代の友人たちである
雨宮アヤ(淡島千景)、黒田高子(上原葉子)、姪っ子の
山内節子(津島恵子)らと遊び歩いて憂さをはらしていた。

そんな中、節子が見合いの席から逃げ出したことを
妙子が叱った時、無理に結婚させても
”自分たちのような夫婦がもう一組できるだけだ”と、
言った茂吉の言葉が、大いに妙子の心を傷つけた。

それ以来二人は口も利かなくなった。
さて、二人は倦怠期を解決出来るのか?

そう言えば最近、「お茶漬け」を食べていないですね。
昔は本当に、ご飯にお茶をかけて、
漬物を食べて満足でした。卵ご飯はご馳走でした。

本作には鶴田浩二も、節子がお見合いを断った
岡田登役で出演しています。
北原三枝や上原葉子(加山雄三の母)もチラッと
出演しています。

本作で、昭和20年代の庶民の娯楽のパチンコ、競輪や、
ラーメンやトンカツといった当時の人々の食生活を
見ることが出来るのも楽しみです。

冒頭のシーンで、
銀座に路面電車が走っているのを見ると、
新鮮な驚きを感じます。だから、ストーリーの展開よりも、
背景を一生懸命に見ている自分がいます。

1952年(昭和27年)製作。



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