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「令とは神の命ずるところ」と、漢字学者白川静は論じていた 

2019年04月02日 外部ブログ記事
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新元号「令和」の「令」という漢字について、書棚にあった白川静著・平凡社刊「漢字の世界 中国文化の原点」を読んでみました。
白川説によれば「令」は「神事につかえるものが、礼冠をつけて跪く形は令、」「神託を承ける人の形で、令とは神の命ずるところをいう。」(14〜15P)

口絵裏の金文ー令?(れいき)


令の金文文字に傍線をつけました。
(ト文、金文資料のうち、*印以下の文字は金文であることを示す。)


解説文(変換が出来ない文字が多いので画像にしました。)


そもそも「元号法は、第1項:元号は、政令で定める。第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める。附則. 第1項:この法律は、公布の日から施行する。」となっています。

保守派は昨年、明治以来の「一世一元」の伝統を重視する立場から、「新元号発表は即位したばかりの新天皇の下で5月1日に行うべきだ」と主張しましたが、この点では保守派が正論です。
しかし、安倍首相は昨年12月、各種情報システムの改修など国民生活への影響を考慮し、4月1日に発表を前倒しすることを決断したそうですが、「皇室神道」(天皇教)に基づく元号と、現代のIT情報システムを整合させようと考えること自体に無理があるのです。
元号法通りに、徳仁(なるひと)天皇が、践祚・即位した5月1日から「各種情報システムの改修作業」を行えば済む話です。
各論者は、「一斉地方選挙と衆院補欠選挙に有利な時期を狙ったのが4月1日である。」と言っていますが、正にその通りだと管理人も思います。マスメディアは、選挙そっちのけの元号ブームをつくっています。

(続く)

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