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尹奉吉(ユン・ボンギル)とゲオルク・エルザー 〜抗日独立運動と反ナチ抵抗〜 

2019年03月10日 外部ブログ記事
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「在日韓人歴史資料館土曜セミナー」◇第115回土曜セミナー
尹奉吉とゲオルク・エルザー 〜抗日独立運動と反ナチ抵抗〜



田村光彰氏


講師は田村光彰(元北陸大学教授)氏
1946年生まれ。尹奉吉義士 共の会会長。
著書『統一ドイツの苦悩:外国人襲撃と共生のはざまで』(技術と人間、1993年)、
『現代ドイツの社会・文化を知るための48章』(共著・明石書店、2003年)、
『ナチス・ドイツの強制労働と戦後処理』(社会評論社、2006年)等。
訳書『ラディカル・エコロジー』(共訳・同、1994年)、
『意識はフェミニズム、行動は地域』(現代書館、1991年)等。
講演主題 
治安維持法下の尹奉吉(ユン・ボンギル)、全権委任法下のドイツのゲオルク・エルザー。
2人を通して日独の占領・植民地支配への戦後反省を取り上げ、ドイツの州憲法の1つにある「公権力への抵抗は権利のみならず義務」に着目。
金沢市野田山には、尹奉吉の墓があり、日韓の、歴史認識を共有する市民運動も取り上げた。
負の歴史を忘れさせたい人々の声が大きい今日、「人間の権力に対する戦いは、記憶の忘却に対する戦い」(ミラン・クンデラ)である。
*尹奉吉(1908-1932):1932年4月上海虹口公園で開催された日本の天長節祝賀会に投弾、陸軍大将白川義則らを死傷させて逮捕、同年12月金沢市陸軍第九師団三小牛作業場で処刑された。
*ゲオルク・エルザー(1903-1945):1939年11月8日、時限爆弾でヒトラー暗殺を図ったが失敗。1945年4月9日にダッハウ強制収容所で処刑された。
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昨日は、このセミナーを受講しました。
戦争遺跡には「加害」、「被害」、「抵抗」があります。幸徳秋水らが大逆事件で犯人として収監され、処刑されたのが市ヶ谷刑務所でした。日本共産党元議長宮本顕治さんも収監されました。ここを「抵抗の歴史遺産」として「新宿区平和マップ」に掲載してもらうよう要望しましたが、実現は叶いませんでした。
ドイツ、フランスなどヨーロッパでのゲオルク・エルザーなどの抵抗運動と尹奉吉の義挙は、世界史的レベルでのレジスタンスであると田村先生は堂々と論じておられましたので、市ヶ谷刑務所を掲載させる理論展開として大いに勇気づけられました。


参考ブログ記事
「上海天長節事件」尹奉吉暗葬の地・金沢
訪中レポート?「天長節事件の尹奉吉梅軒祈念館」

(続く)

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