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今日はアメリカのビッグイベント中間選挙です♪ 

2018年11月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


  今日は久しぶりに、私の専門分野の世界経済と世界政治のお話です 今日は、全世界が大注目のアメリカで中間選挙の開封が行われます。すでに日本時間の昨日から投票は始まっています。 選挙結果の大勢が判明するのが、日本時間の午後頃になると思われます。  そこで、アメリカの中間選挙とはなんぞや?をまずはおさらいしておきましょう。 アメリカの中間選挙とは、アメリカの連邦議員の選挙のことで、大統領の任期が1期4年のうちの中間の2年目に行われる選挙のために中間選挙と呼ばれています。 上院議員のうちの3分の1、下院議員のうちの全員が改選になります。アメリカは上院と下院に分かれています。日本で言うところの上院=参議院、下院=衆議院といったところでしょうか。  上院は人口に関係なく50州のすべての州に2名ずつ100名の上院議員がいます。上院議員の任期は6年で、2年ごとに3分の1が改選されます。下院は435名の議員がおり、州の人口に応じて割り当てられます。 人口の少ない州は1名の州もありますが、人口の多いカリフォルニア州は53名、テキサス州は36名などと人口に応じて議員の数が異なります。下院議員の任期は2年で、全員が同時に改選されて選出されます。  さてそこで、上院と下院の議席の過半数を共和党と民主党のどちらが取るのかによって、世界の株価や為替にとても大きく影響するわけです 単純に言えば、共和党が過半数を取って勝てばトランプ大統領の勝利となり、民主党が過半数を取って勝てば、トランプ大統領の敗北となるわけです。  アメリカ中間選挙の結果が、日本時間の今日7日のお昼〜午後頃に判明します。 今日7日は、中間選挙を材料に、日経平均株価も為替相場も大きく動きそうなので、さぁ忙しくなります。すでに様々なメディア等も述べられていますが、一応、簡単に3つのシナリオをおさらいしておきます。 現状、上院は共和党が過半数を維持、下院は過半数を民主党が奪取するとの見方が多いです。そして、選挙戦終盤に入って、共和党が下院でも盛り返してきたといったところです。これをもとに3つのシナリオを検証します。 (1.上院が共和党、下院が民主党) 市場は、このパターンを予想しており、その意味では、ある程度織り込み済みであり、民主党がどれだけ、議席を獲得できるか次第ですが、こうなった場合は市場の反応は限定的で、株価も為替も荒れないとみます。 このパターンは織り込んでいる分、悪材料出尽くしで株高・ドル高の可能性がありそうです。また、注意したいのは、同時に行われる州知事選挙です。ジョージア、フロリダ、ミシガンといった州で、民主党の州知事が誕生すれば、2020年の大統領選挙で、トランプ大統領は苦戦するとの見方から、株価とドル円が下落する可能性はありそうです。(2.上院・下院とも共和党)このパターンだと、トランプ大統領が国民から信任されたということで、株高・ドル高の可能性が大です。このシナリオが起きることも想定しておいた方がいいかもしれません。2016年の大統領選挙で、まさかのトランプさんが勝ってしまった時のこともありますしね。(3.上院・下院とも民主党)このシナリオは、レアなケースです。 今回、上院は35議席の改選が行われますが、内訳は民主党24、共和党9、無所属2となっています。 上院の民主党の議席は、現在、47議席です。このため、民主党が上院で過半数を取るには、24議席を守ったうえ、さらに4議席必要となります。さらに、今回改選される民主党の24議席のうち10選挙区は大統領選挙でトランプ大統領が勝利した土地です。民主党が上院で過半数を占めるということは、民主党が大勝することを意味します。上・下院ともに民主党となれば、減税等の法案が巻き戻されて、減税はなしということにもなりえるので、株価・ドルともに急落・大暴落するとみられています。 でも、上院・下院ともに民主党が過半数で勝利とは、まずはならないだろうと思われていますので、これはレアなケースです。  さて、トランプ大統領のアメリカ国民の信任はいかに、市場の予想通りに上院が共和党勝利なら、なんとかトランプ大統領の勝利という感じで、株価や為替市場は荒れないだろうと思います。 むしろ、上院が共和党勝利なら、一旦は株価は上昇しドル円の為替も上昇して円安に向かうと思われます。  さて、結果はどうなりますでしょうか、今日はちょいと忙しい一日となりそうですね 以上、全世界が大注目の、アメリカ中間選挙の解説でございました   

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