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平成の虚無僧一路の日記

古代の「8絃琴」発見 

2011年06月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



滋賀県栗東市の下鈎遺跡から古墳時代初期(3世紀ごろ)の
「琴」の上板がほぼ完全な形で見つかった。
長さ158センチ、幅24センチ。長さは全国で5番目。
写真では「突起」は4つしかないが、「8絃琴」らしいとの
こと。「8絃琴」なら、これが2例目だそうだ。

ところで、「琴(こと)」は本来「柱(じ)」が無いものを言うが、
これは「柱(じ)」を立てる「箏(そう)」のようだ。絃を放射状に
張るとか、頭部を鴎尾型とするのは、我国独得の構造で「和琴
(わごん)」といわれる。

中国の琴や高勾麗の玄琴、新羅の伽耶琴とも違う。特に「8絃」
となると、いろいろ問題がある。突起が4つで、なぜ「8絃」と
いえるのかも、まだ確証はない。

古代の「琴」は、祭祀に重要な意味を持っており、王の権威の
象徴でもあった。「8絃で最長クラス」の琴が出土したという
ことは、「邪馬台国=近江」説を裏付ける有力な史料になる
かもしれない、大発見なのだ。

下鈎遺跡ではこれまで多くの遺構や青銅関連遺物が発見され、
伊勢遺跡(守山市)と並び弥生時代の近江を代表する遺跡と
される。


「歴史の事実」とは過去にあるのではなく、未来にあるのだ。
「邪馬台国は近江にあった」という仮説に基づき、将来、
有力な史料が見つかれば、そこで初めて「事実」となる。

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