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尺八と横笛吹きの独り言

尺八琴古譜の「イリチリ」の「イ「」ってどう吹くの? 

2018年09月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

琴古譜での「ロイリチ」や「イリチリ」の「イ」は何でしょう?
どう吹くのやら?なかなか本には書いてない。
先日、偶然にも昔取っていた民謡文化という民謡雑誌から「イ」について書いてある一文を見つけました。
結論は琴古譜「イ」は……都山譜の「ヒ」ということがわかりました。(甲乙両方あり)
十二律で「壱越(いちこつ)」。音名は「D」。西洋音階はドレミの「レ」。

民謡譜面集から琴古譜の「イ」が含まれている譜面を探してみました。
「アアアー」とか「オオオー」と唄を収めるときに、よく使われているようだ。

●「津軽木挽き唄」♪部分に「イ」が使われている。
「いつも エエー たにー いが♪アアア」……「ロイリチ」(♪アアア)




●津軽木挽き……その個所の拡大……「ロイリチ」
 琴古譜「ロイリチ」を都山譜に直すと「ロヒハチ」となる。
          
 

●会津松坂……「イリチリ」
 

●川越舟唄……「ツツロイリチ」(♪オオオ)
かよい ふなーじーのー♪オオオ さんじゅーううりー


●南部牛方節(牛追い唄)……「イ」(♪もー)

いなかーなれーどー♪も

 


●「会津松坂」の「イリチリ」について……米谷和修 「尺八紙上お稽古No260 民謡文化より転載」
「イリチリ」はなめらかに節を回してください。
「イ」は甲「ロ」から3・4・5孔を開けます。音程は甲(かん)の「ロ」と同じになるように吹く。
「イリチリ」が難しい方は、大きく「リ」で吹いてもよいでしょう。

●自分の解釈
「イ」は都山譜でいいますと「ヒ」ですね。甲乙の両方あります。
甲の「ロ」や大甲の「ピ」と音は同じですが、甲の「ロ」や大甲の「ピ」(琴古では八の三)よりは柔らかい音になる。「ピ」は固い音になるように感じます。
私は民謡では甲「ロ」や「ピ」は……この「ヒ」を使うことが多い。

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