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南風月日記(13)... 

2018年08月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し






















前回の机の引き出しの中だけを異常に整頓している友人の話を書いたら,彼のすばらしいスピーカーのことを一緒に思い出した.

就職したらまずやることの一つに,とにかくまともなオーディオ・システムを組むためにオーディオ貯金をするということだった.
中学生の頃からオーディオに興味を持ちだしたが,もちろんそのころにオーディオといえるほどの装置を買ってもらえるはずもなく,雑誌で見るあこがれのアンプ,スピーカー...を社会人になったら買うのだ!とずっと心の片隅に持ち続けていた.








   雷明
   Leica M Monochrom Typ 246+DJ-Optical 7artisans 50MM F1.1









で,実家暮らしの特典で,ボーナスのほとんどをオーディオに投入できたのである(o´_`)ノ マアマア.
紆余曲折を経て24,5歳のころに友人の教え子が店長をしているアキバのオーディオ・ショップで値切りに値切って六掛け近くでフロア型のTechnicsのSB-7000リニア・フェーズ・スピーカー(通称Technics 7)を購入した(1976年発売.1台\'90000).
後にあのB&Wが真似をして作ったMatrixシリーズの元祖で,エポック・メイキングの名機だと言われた.
後年,SB-7000の後継として導入したのも結局は同じ理論で作られたB&W Matrix 802 Series IIだった.801とどちらにするか迷ったのだが,低域をコントロールするのに802の方が容易だったので802にした.

SB-7000はテクニクス独自のリニア・フェイズ理論で作り出されたスピーカー.
ユニットには35cmコーン型ウーファー,12cmコーン型ミッド・レンジを搭載.高域には新開発の角型ストロンチウム・フェライト・マグネットを用いた3.2cmドーム型トゥイーターを搭載.3ウエイ.
このスピーカーの肝である音圧周波数特性と位相周波数特性の平坦化を図るために各ユニットの音響中心が側面から見て同一直線上に並ぶように配置し,さらに補正のために位置を前後にシフトさせた構造を持つ.各ユニットを縦一列に配列させた上で可能な限り近接させることで指向特性の向上を果たした.36kg.



話を元に戻すと,あの偏った几帳面さを持っていた友人もオーディオが好きだった.ついでにカメラも ヽ(´〜`;(余談だが,なんでこうもカメラ好きはオーディオ好きが多いのか(´ヘ`;) う〜ん・・・)
で,小生がSB-7000をゲットとしたその数年後に彼はSB-8000を購入したのだ.
SB-8000(1台\'150000.1979年発売)は重低音再生に36cmストレートコーン型ウーファー, 中低域に16cmのコーン型ユニット,中高域にはトゥイーターとのマッチングに優れた8cmのコーン型ユニットを採用.この前面にはたしかガラス天板が敷いてあった.そして,肝の125kHzの高域特性をもつ全面駆動方式リーフ・トゥイーターを搭載したSB-7000をベースにした新型だった.つまり4ウエイ.
ツイーターの振動版はアルミ・ホイルに高耐熱高分子フィルムをコーティングし,ボイス・コイル・パターンをエッチングしたもので,17mgという従来の金属ドーム型振動系の約20分の1という軽量化を果たし,機械共振やインダクタンス成分がないためにインピーダンスはDCから200kHzの超高域まで一定で,インピーダンス変動による周波数特性の乱れもなく,8Ωのインピーダンスに設計していることでマッチング・トランスを要さずダイレクト駆動が可能だった.46kg.

明らかに,小生の持っていたSB-7000よりも高域のヌケ,爽やかさは上だった.
ただ,この調整には彼も手こずっていたらしい.

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