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美空ひばりのアルバム『祈り』から「八月五日の夜だった」 

2018年08月05日 外部ブログ記事
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広島平和音楽祭の第1回目は1974年8月9日に広島県立総合体育館で行われ、美空ひばりが「一本の鉛筆」を披露した。

ひばりのアルバム「祈り」を靖国神社遊就館の売店で購入した。殆どが軍歌だが、靖国神社ツアーのガイドでは「九段の母」を「社号標」の前で、小型スピーカーから流している。何故なのか分からないが、現在は売店では販売していない。

靖国神社オフィシャルガイドブック「ようこそ 靖国神社へ」にある「靖国神社を歌った曲」から「九段の母」と「軍国の母」を、そして戦後の曲「雨の九段坂」の歌詞を説明している。
「生きて還ると 思うなよ 白木の柩が 届いたら 出かした我が子 あっぱれと お前を母は 褒めてやる」と冷酷に突き放した母親が、戦後は「ほめにゃならぬが 切ない嘘と かくし切れない この母を」と正直に告白するのである。

九 段 の 母 (昭和9年発売)
作詩・石松秋二 作曲・能代八郎
歌手・塩まさる

1 上野駅から 九段まで
  かってしらない じれったさ
  杖をたよりに 一日がかり
  せがれきたぞや 会いにきた

2 空をつくよな 大鳥居
  こんな立派な おやしろに
  神とまつられ もったいなさよ
  母は泣けます うれしさに

軍 国 の 母 (昭和12年発売)
 作詩・島田磐也 作曲・古賀政男
 歌手・美ち奴

1 こころ置きなく 祖国(くに)のため
  名誉の戦死 頼むぞと
  泪も見せず 励まして
  我が子を送る 朝の駅

2 散れよ若木の さくら花
  男と生まれ 戦場に
  銃剣執るのも 大君(きみ)ため
  日本男子の 本懐ぞ

3 生きて還ると 思うなよ
  白木の柩(はこ)が 届いたら
  出かした我が子 あっぱれと
  お前を母は 褒めてやる


雨の九段坂(昭和36年)

作詩・矢野亮 作曲・佐伯としを
歌手・三橋三智也
 
1あえぐ洋傘(こうもり) かしげて仰ぐ
 雨に煙った 大鳥居
 母は来ました やっと来ました
 可愛いお前が 住むお社へ
 一目なりとも 逢いたさに


2濡れた玉砂り 踏みしめながら
 どこか空似の 人が行く
 どうせ帰らぬ 愚痴と知りつつ
 生きていたなら あの年頃と
  老の泪が 先に立つ


3両手合わせて ぬかずく背に
 ほろりまつわる 花吹雪
 せがれ許せよ よくぞ死んだと
 ほめにゃならぬが 切ない嘘と
 かくし切れない この母を


このアルバムに原爆をテーマにした「一本の鉛筆」、「八月五日の夜だった」、「白い勲章」が収録されている。
「一本の鉛筆」は有名になっているが、是非「八月五日の夜だった」を聴いてもらいたい。
YouTube「八月五日の夜だった」

アルバム「祈り」

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