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尺八と横笛吹きの独り言

今さら聞けない爺ジの音楽理論・・・・・その1 

2018年05月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

最近・・・・・民謡尺八で移調というのをやっていたら・・・・・様々な疑問が「わき出る泉」のごとく出てきました。
「なぜ?」「なぜ?」・・・・・
・・・・・今さら聞けない初歩の音楽理論・・・・・間違っているかもしれない。
YouTube動画ではこれらの疑問をうまく説明していました。
検索をしながら、「ああそうだったのか・・・・・」ということが多々ありました。ヘ長調になぜフラット(♭)が一個つくのか?今頃少しわかりました。
こういった今さら聞けない疑問を解決すべく、70になった爺様がまとめてみたとさ・・・・・

YouTubeやら理論の画像やらを参考にペイントを使って加工して作ってみました。

◎始めの知識
●音名・階名・ドレミ……・ハニホ・・・・・・・CDE・・・・・
【写真1】

●【写真1】説明
音名は各国バラバラの呼び名で、馴染み深い「ドレミファソラシ」はイタリア語。日本「ハニホヘトイロ」、米英「CDEFGABC」C(シー)D(ディー)E(イー)F(エフ)G(ジー)A(エー)B(ビー)C(シー)これはコードネームでよく使われる。
ドイツC(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)C(ツェー)。

「音名」(pitch names)とは 「絶対的な音の高さ」 を表すドレミ。上で示されている鍵盤上のドレミ・・・・・が音名で、ドという高さの音は1つしか存在しません。
これに対して
「階名」(syllable names)とは 「相対的な音の高さ」 を表すドレミ。
基準となる音(主音)からの高さです。別の言い方をすれば、その調(KEY)の中での「ドレミファソラシド」。キーの高さで変わるドレミだ。調(キー)の変化によって移動し、同じ音でも呼び方が変わります。
http://studay.info/onkai/onkai01.php

鍵盤写真 http://www115.sakura.ne.jp/~byunbyun/negi1/oto1.html

●曲の調は二つで構成されている。
「基としている音階が長音階なのか、短音階なのか」ということと「どの音を主音としているかのキー」で決められる。

●長音階、短音階とは?
長音階を基に作られた曲の調を「長調」「durドイツ語」「major英語」、
短音階を基に作られた曲の調を「短調」「moll」ドイツ語「minor英語」と呼ぶ。
【dur(ドゥアー)、moll(モール)、major(メジャー)、minor(マイナー)】
メジャーって米国の野球チームかと思ったよ(笑)

●調(キー=Key)とは?
曲には「調」と言うものがある。英語で言うと「キー(key)」だ。
「この曲はキーが高くて歌えない。」とかいうキーのこと。

キーというのはその曲の”ド”の音の高さの事と理解するとわかりやすい。人によって基準のドが高い位置か、低い位置がありキーが高いか低いかでキーという意味を使っている。
難しく言えば・・・・・
基準になる音を第1音(主音)とする音階でできた曲のことを調(キー)という。

いよいよ具体的なハ長調の話から入ります。


 屮歪皇粥C major key)」とは
【写真2】         
 
最初の写真である【写真1】のハ(日本名)・C(英語名)が主音ドとなる長音階でできた曲。
主音ドの位置が、音名ではハなのでハ長調と命名。英語では主音ドの位置はCなのでC major keyと命名。

◆屬慊皇粥複major key)」とは
【写真3】

 最初の写真の【写真1】で音名ファの位置、日本名「へ」またはキー「F」が主音ドとなる音階
調号は♭(フラット)が1つ。長音階の音程差に一定の規則があるために♭(フラット)が一つつく。これについてはあとで説明します。
【写真3】の説明
ヘ(日本名)・F(英語名)が主音ドとなる長音階でできた曲。
主音ドの位置が、音名ではヘなのでヘ長調と命名。英語では主音ドの位置はFなのでFmajor keyと命名。
前述の絶対的な音名のドレミではファの音が階名のドになりここからドレミと進む。調号はフラットが1つ「シ」に付く。(なぜつくのかは後で説明)

「ト長調(Gmajor key)」とは
【写真4】

音名ソの位置、日本名「ト」またはキー「G」が主音ドとなる音階
♯(シャープ)一つ。これについても後程説明。


ぁ屮膨皇粥Dmajor key)」とは
【写真5】

 

【写真1】で音名レの位置、日本名「ニ」またはキー「B」が主音ドとなる音階
♯(シャープ)二つ。


ァ崢皇瓦斑残粥廖…換罅Σ嗣勝
【写真6】長調・短調の調合と呼び名の「早わかり図」
 

ここからはなぜ、ヘ調が♭1個でト調が♯1個になるかを「長音階の音程差の決まり」から説明していきたい。

δ慌山(メジャー)の音程差の決まり
【写真7】写真で「アル」とは黒鍵(半音高or半音低い)が有るという意味。

ドレミファソラシドの1オクターブの中には写真↓きЛ┃の黒い鍵盤が5つある。
これは半音上がる(下がる)鍵盤だ。ドから半音上がった(♯ド)ものが△如↓△らレも半音上がる。従ってドからレは半音+半音=全音の差がある。
ミからファには黒鍵がなくその差は半音。
ドからオクターブ高いドまでを音程差で表現すると(全音は全、半音は半と表示)
長音階ドレミファソラシドの音程差は 全全半全全全半と上がっていく。
・・・・・あるいは・・・・・覚えにくいので・・・・・ 
半音1として全音を2(半音2つ差の意味)と考えると2212221となる。(ドから半音2つ差である全音差がレという意味)
http://personality-oneself.link/archives/1242.html

長音階・・・・・ドからはじまる
ド 全 レ 全 ミ 半 ファ 全 ソ 全 ラ 全 シ 半(ド)
ドから2つ差(全音)でレ、レから2つ差でミ、ミから1つ差(半音)でファ、ファから2つ差でソ、ソから2つ差でラ、ラから2つ差でシ、シから1つ差(半音)でド とステップを上がっていく音階が長音階のメジャー。
ドから2・2・1・2・2・2・1と覚える。ミファとシドが1音差(半音)

短音階・・・・・ラからはじまる
ラ 全 シ 半 ド 全 レ 全 ミ 半 ファ 全 ソ 全(ラ)
ラから2・1・2・2・1・2・2と覚える。シドとミファが1音差(半音)

Г慊皇瓦硫山には」なぜ、♭(フラット)が一つ?
【写真8】

前述したように「へ長調(Fmajor key)」とは
「ヘ」(日本名)・Fキーが主音ドとなる長音階でできた曲。
ハ調の音名ファの位置、Fキーの位置を階名のドとする音階。
次の「写真8」のようになる。ドから長調(メジャー)音階の音程差は前述したように221221であった。


【写真9】
写真の「へ」「Fキー」をドとして2212221の音程差規則を次の鍵盤で適用してみる。
写真の「青」色のドレミファソラシドのようになる。階名ではファが黒鍵となり、音名でいうとシが半音下がらないと(音名シが♭)、先の規則を満足しない。
ハ調でいえばシの位置に♭がつく。それで長調(メジャー)の規則を満足したことになる。

 



┘板皇瓦硫山には」なぜ、♯(シャープ)が一つ?
【写真10】



前述したように「ト長調(Gmajor key)」とは「ト」(日本名)・Gキーが主音ドとなる長音階でできた曲。
ハ調の音名ソの位置、Gキーの位置を階名のドとする音階。
次の「写真10」のようになる。ドから長調(メジャー)音階の音程差は前述したように2212221であった。

【写真11】 
 
写真の「ト」「Gキー」をドとして2212221の音程差規則を次の鍵盤で適用してみる。
写真の「緑」色のドレミファソラシドのようになる。階名ではシが黒鍵となり、音名でいうと高いファを半音上げないと(音名ファが♯)、長調(メジャー)の規則を満足しない。

ハ調でいえばファの位置に♯がつく。それでメジャーの規則を満足したことになる

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