ボイボイ日記・ダバオリターンズ

ダバオの日(Araw ng Dabaw) 

2015年03月17日 外部ブログ記事
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ダバオ市はフィリピン南部ミンダナオ島ダバオ地方 (Davao Region, Region XII) のダバオ・デル・スル州にある街で、メトロ・マニラ、メトロ・セブ(セブ市とその周囲)に次ぐフィリピン第3位の都市です。面積2,400km2、2010年現在の人口は約145万人で、国際空港と港を持ち、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地でもあります。ダバオ市は州からは独立していますが、ダバオ・デル・スル州の一部として見られることもあるようで、ダバオ地方の中心都市としても位置づけられています。2,400km2もの広さを誇るダバオ市は世界最大の行政面積を持つ都市の一つともされていて、人口は145万人ですが、昼間人口は約200万人に膨れ上がります。スペイン人による征服は19世紀と遅く、それまでは先住民やイスラム教徒が集落を開いて暮らしていました。ダバオ市が発展したきっかけは、20世紀初頭の日本人によるアバカ(マニラ麻)栽培の農園経営で、当時は約2万人の日本人が住む東南アジア最大の日本人街がありました。ダバオ市には現在でも多くの日系人が住み、定年を迎えた日本人の移住先としても注目されています。現在は木材の積出港であるほか、郊外にはドール社による広大なバナナプランテーションが広がり、その加工や輸出でも有名な街でもあります。そして最近はアメリカ企業によるコールセンター業務などのアウトソーシング先として開発されていて、巨額の収益が期待されています。ダバオ市が昨日の3月16日で78年目の市制記念日を迎えました。ダバオには年に2回大きなお祭りイベントがあって、一つが毎年3月16日の「ダバオの日」を祝う市制記念日のお祭りアラウ・アン・ダバオ「Araw ng Dabaw」で、もう一つのお祭りは8月に行われるカダヤワン・フェスティバル「Kadayawan Festival」(収穫祭)です。Araw ng Dabaw祭りは毎年3月に入ると直ぐに祝賀ムードになり、今年は去る9日にリサール公園でオフィシャル・オープニングのイベントが開催され、スタートを切り、16日の市制記念日当日に行われる市内パレードでピークを迎えます。3月16日は「祭日」で、市民全員が76回目の市制記念日を祝います。ダバオ市制記念日週間には市内のショッピングモールでは特別セールも開催され、各モールのイベント広場では有名アーチストによるショーなどで集客を促進しています。また「ダバオの日」(Araw ng Dabaw)の期間中には毎年2つの大きなイベントがあります。一つは「Datu Bago Award」(ダトゥ バゴ賞)という市民栄誉賞の受賞者の発表です。Datu Bagoはスペイン統治時代に勇敢に立ち向かって闘ったダバオ生まれの英雄で、彼の栄誉を讃えて毎年「市民栄誉賞」の受賞者が選出されて授賞式が開催されます。今年は8名の市民が選ばれて、去る14日の授与式でその栄誉が称えられました。もう一つのイベントは、Mutya ng Dabaw(ミス・ダバオ)コンテストで、2月末に自薦、他薦の応募者を募り、書類・写真審査を経た後予選が行われ、去る2月28日に15名のファイナリストが決まりました。Mutya ng Dabawは美と才能とダバオの発展のための提案を競うイベントで、最終審査が14日に行われ、Mutya ng Dabaw 2015が決定しました。今年のミス・ダバオに選ばれたのはアテネオ大学で学んでいる21歳のKris Abegail C. Guanzonさんでした。(写真下中央)

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