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平成の虚無僧一路の日記

5/3 名古屋駅前にて 

2010年05月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



吹いて全く反応なし。(ここであきらめてはいけない)と
さらに吹き続けていると・・・・。

まず、年配の男性が 1,000円札を握り締めて近づいて
こられた。(えっ!まさか まさか)と思いきや、にこにこ顔で、
偈箱に入れてくださった。それほど裕福そうにはみえない
方なのに、感謝感激。これで3日間の赤字が解消できた。

続いて、チャリンと横から偈箱に入れてくださった方が。
見るとNさん。私のファンの一人。しかし、彼もリストラに
遭い、妻子を抱えて大変な中、虚無僧に布施する余裕
なんか無いはずだ。申し訳ない。(いいことありますように)
と、Nさんの幸せを祈らざるをえない。

続いて、若い女の子が、目の前に立ち、びっくり眼で
こちらを見つめている。あの驚きの顔は尋常ではない。
近づいて来、「私も明暗教会の会員です」と。耳を疑った。
聞けば、江南市で明暗尺八を習っているそうな。まさか
まさか、若い女の子が尺八。それも虚無僧の尺八専門とは。
今はたしかに、尺八も女性の時代となった。

彼女と話している間に、車椅子の男性が近づいて来られた。
一日に何人もの車椅子の方を見かける。でもよもや車椅子の
方から布施をいただくとはびっくり仰天。思わず「幸せに
なってください」などと口走ってしまった。すると、彼は
「私は幸せです。幸せか不幸は心の持ちようです。起こって
しまったことは、誰のせいでもない。誰が悪いと責めては
いけないのです」と。こんこんと諭されてしまった。

しまったしまったである。いつも「明も暗も心のうち」と
人には説いている私なのに、とっさの失言に、多いに恥じる。
あの一言は「もっとお金が欲しい。金持ちになって幸せに
なりたい」という欲丸出しの自分の心が言わせたものだった
と反省。

こうして布施いただいた方から逆に、教えられ諭された
一日だった。布施してくださった方は、みな“仏さま”だ。

今日の教訓。今まで、壮年男性、若い女性、障害者は
“絶対” 布施してくれない との思い込みがあったが、
“絶対”はない。「思い込みほど邪魔なものはない」と。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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