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平成の虚無僧一路の日記
「何もしない」という選択
2011年04月13日
テーマ:テーマ無し
「被災者の方々に何かしてあげたい」と、現地に行っても
足手まといになるだけ。現地の役場でも「何かできること
ありませんか」という問い合わせの電話が殺到していて、
復興業務に支障をきたしているとか。
「自分では“いい”と思ってやっていることも、他人には
“迷惑”ということも。『何もしない』という選択もある」
とは、「断捨離(だんしゃり)」の「やましたひでこ」さんの言。
なるほど、今、テレビ・ラジオで「今、私たちが できること」
というメッセージが流れている。
「買いだめをしない」「風評に惑わされない」「無駄な電気を
使わない」「無駄な電話を掛けない」と、「○○しない」と
いう呼びかけだ。
「買い控える」という行動も、「過度な自粛」という行動も、
経済をにぶらせ、復興を遅らせ、第二次被害を招く。
だったら、「何もしない」という選択のほうが、よほど潔い。
何ごとが起こっても「平常心」「平常どおりの生活」を
続けることだ。未曾有の大災害でも、「動じない、平常心を
養うこと」という学びを得る。
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