ぼっちの日記

山下清作品展を見て 

2017年10月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:絵画・芸術作品の鑑賞など

 昨日、仙台駅の東口 駅前ビルで開催されている山下清の作品展を見学しました。前々から行こうと思っていたものです。前売券(800円)を買いそびれてしまい,千円の当日券で入場しましたが,これが中々見ごたえのある作品多数が出展されていて,千円以上の価値のある展示会でした。私の予想では,10点程度の作品かと思っていたのですが,貼絵だけでなく,数点の油絵やペン画などを含めて多数出展され、また芸術家としての山下清の生涯の解説もあり大変良かったです。確か,11月5日まで開催されていますので,読者の方で近くの方は一度見にいらしてみて下さい。
 山下清の作品で,私の記憶にあったのは「花火」でしたが,今回,桜島やヨーローッパの風景を描いた作品もあり,それ以上に好きになりました。特にヨーロッパの風景は,非常に緻密で繊細に描かれており,豪華絢爛で山下清のピークを思わせるものです。その代わりにといってはなんですが,初期の作品と比べて素朴さや精神性が失われた感はあります。私は,いいとこ取りをした桜島が一番好きになりました。この作品欲しいと思いましたが,いくらするんだろう? 1000万円位かな?買えませんね。(笑) ま,買っても,火事になって燃えちゃったらどうしようとか,汚したらどうしようなんて,変な心配しそうですから。。
 油絵もそうですが、絵画(油絵など)って,まじかで見ると絵の感じがしませんよね。山下清の貼絵の作品もそうでした。ぺたぺた紙の断片を貼り付けていて,紙と紙の隙間が見えて絵の感じがしませんが,離れて見るとこの隙間がグラデーションを再現していてきれいに見えます。作品を製作するときは,当然まじかで見て製作する訳ですから,うーーん! よく製作できたもんだと不思議に思います。
 駐車場は,ヨドバシに用がありそこの駐車場に停めましたが,BiBiの裏の有料駐車場の方が安いと思います。



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