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兵庫県南部の島

今日の講座 

2017年10月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日の講座は、淡路島の線香屋さんでの線香作り。

淡路島は全国でも有数の線香作りの工場があります。規模はみんな小さいですが、日本の生産量の70?を作っていると言われています。
線香作りは大阪堺で作っていたのを、江戸時代に当時は漁業をしていた淡路島の江井の人が冬季には播磨灘の波が荒くて漁業ができないので、副業として堺で習ってきて、発展させたものと言われています。

線香作りの実習は、タブと言う木の粉に香料を混ぜて、水を入れて団子状にして、これを線香のようにするのですが、実習ではお菓子の金型で切り抜いて形にします。
乾燥は家に持ち帰ってからになります。

今までに何度もしていますから、どうと言うことはありませんが、もし淡路島に来られる方があれば、ちょっとした体験で線香作りをされたらと思います。30分もしたら出来上がると思います。乾燥は1週間もしたらできますから、あとは線香と同様です。いろいろな香りをタブと混ぜるときに選べますから、それなりに楽しめます。
薫壽堂と言うメーカーで体験できますが、500円がかかります。
他にも、パルシェと言う温泉・観光施設でも行われています。

江井と言う町は太古から舟で明石の門から九州や大陸へ出ていくときに、海が荒れた時にはこの湾に入って風待ち、潮待ちをしていた港です。この地域でも銅鐸がでたと言われていますから、弥生時代には生活していたのかもしれません。
戦国時代には別所長治が滅亡した時に、その系統の別所姓の武将が逃げてきて、この江井に住んだと言われ、その人の墓を探しに、野球選手だった別所選手が来たようです。

この江井の街に入ると、線香の良いにおいがします。
今は、宗教用よりリラックス用の方に生産量も変わっています。



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