野草閑話〜孝遊子

焼岳(2444m)登山 2017.9.2 

2017年09月08日 外部ブログ記事
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焼岳(2444m)登山 2017.9.2




 ウィキペディアによると、「焼岳(やけだけ)は飛騨山脈の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455mの活火山で、別名は硫黄岳。常時観測対象の火山に指定され、日本百名山に選定されている。」となっています。標高については、古い地図や宿で貰ったパンフレットには2,399mとなっていて、仲間内でひと悶着ありました。
 宿のすぐ横から新中の湯登山口へのショートカット道があってそこを辿ること15分。なかなかの急登で息切れが‥。
 本格的な登山道に入ると、鬱蒼としたブナ林の中。涼しくて、勾配もほどほどで、快調に登る。やがてコメツガ・シラビソ林となって、それがナナカマド・ダケカンバに変わってほどなく焼岳山頂部が望めるビューポイントに到着する。
 そこで、絶え間なく変化し、見え隠れする山頂部が晴れるのをしばらく待っていたが、晴れる気配はなく、諦めて歩を進める。
 標高2000m辺りで深く掘れた下堀沢に出会う。沢沿いに登っていると、下山する登山者から、「もう少し登ったところで上りには左手に、下りには右手にクマがいました。」との情報を得る。あまり会いたくないと思いつつ登っていると、右手に真っ黒いクマの姿が‥。
 クマはこちらには無頓着に餌を漁っている。私たちもクマを刺激しないように声を潜め、大きな音をたてないように静かに証拠写真を撮る。
 登山口から2時間30分ほどで火口縁に出たがあいにくのガスで何も見えず。小休憩しているとやがてガスが晴れ、火口湖や山頂が見えてきた。
 山頂のすぐそばに噴気孔があり、ガスの切れ目から奥穂、ジャンダルム等が見え隠れしていた程度で他は何も見えず。
 下りは、焼岳小屋を経由し、2時間30分ほどで上高地に到着した。





木立の間から焼岳山頂部を望む

 左〜南峰(2455m)右〜北峰(2444m)





登山道から奥穂〜吊り尾根〜前穂、明神岳を望む

 




下堀沢出会いから山頂部を望む

 下堀沢〜梓川まで続く、深く掘れた沢。
 この上部でツキノワグマ遭遇しました。 




火口湖(正賀池)






噴気孔


 今年8月10日、小規模噴火があった。




噴煙と火口湖






晴れ間から覗いた奥穂高岳、ジャンダルム






焼岳小屋




〔撮影:焼岳 2017.9.2〕

 

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