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兵庫県南部の島

昔とは 

2017年07月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

昔とはどう考えるべきか、説明していて困ることがある。

地震のことについての質問が多い。阪神淡路大震災の被災地の一つと言うこともあり、数年前の洲本市での地震、私が幼児の頃の南海地震、いろいろな経験があるからだが、「昔、地震がありました」と言うと納得される方もあるが、30年以内に70パーセントで地震が来ると言うのも昔の南海地震が100年目で、もっと大きな規模で大震災が来る、と言うのが徹底している証拠でもある。

江戸時代の昔に、大阪市内の津波の被害の古図が掲げてあり、その状態が今度の東南海地震の時に再来するのでは、と言うと、その場合の淡路島の津波の可能性がある地域の方はかなり深刻に考えられて、避難経路についてもかなり徹底されているようだ。

ついでに、この大地震が来た時には、淡路島の医療中央センターは機能しないし、そこまで到達できるか、と言うこともお話しする。
車はきっと、動かせない、救急車はあったとしても動かせない、ヘリコプターも人的被害の多い地域に重点的に配置される、だから、自分たちでなんとか第一次の対策の止血、骨折対応ら、をしなければならないと言うと納得もされる。

こんどの大震災は紀伊半島沖の震源だから、昔の阪神淡路大震災とは違った揺れ方をすると言うと、どんな揺れ方をするのかの疑問を持つ方もある。体験するなら、北淡震災記念館で体験できると説明する。

地層や石ころ、断層の写真を見ながらの楽しい説明の機会であるが、地学の大きなテーマは震災対策なのかもしれない。



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