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Jii−Jiiの日記

「政治と情念」立花隆氏著目次「巧みに官僚を支配するメリット」を読み返して! 

2011年03月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

田中角栄氏は、官僚の力を非常にうまく引き出して、それを自分の政治を高めるために利用していました。角栄氏は、どうやって官僚の力をつかんだか?最初の大臣就任の挨拶に、諸君はそれぞれの分野の専門家だから、思う存分仕事をする事だけだ。何かこうしたいと思うことがあったら、何でもいってくれ。自分の力の範囲で、その仕事が出来る環境(予算の獲得・政治サイドや他省庁との調整)を出来るだけ整えてやろう。失敗をおそれないで何でもやれ。失敗の責任は全部自分がとるから心配するな!と言ったのです。高級官僚のハートをパッとつかんでしまったのです。田中政権の基本政策は官僚が作りました。角栄氏の指示により、早坂秘書は若手のできる官僚を集めて、角栄氏は方針と方策の基本は指示するが、徹底的に議論させて結論を出させ、国家経営に必要な資料・データは役所に整理保管されているので、それを効率的に活用する事を指示しました。わが国の政治は、霞ヶ関の官僚集団の協力なしに、一歩も歩く事は出来ない。わが国の官僚は、有能で仕事熱心です。例えばあらゆる法規、先例、数字、行政のノウハウが体系的に、年次を追って、役人の頭の中に整理・整頓されて詰まっています。「彼らは生きたコンピューターだ」といわれている。角栄氏は「役人操縦の家元」だった!田中氏は「役人の正、負の特徴を仔細に知り、以後、手足のように彼らを動かした。役人の苦手なアイデアを提供、政策の方向を示し、失敗しても、責任を負わせない。心から協力してくれた役人は、定年後の骨まで拾った。入省年次を寸分違わずに記憶し、人事を取り仕切った。」日本の官僚は、いつも政治家を注意深く観察し、採点しています。政治家の仕事ぶり、将来性を考慮して協力しておけば官僚自身にとって損は無い。例えば、予算も、法案も早く成立させてくれる、しかも情もある。忠勤を励んでいれば大丈夫で、骨まで拾ってくれる等々を観察・採点しています。役人の田中氏の評価の中に、ペーパー(膨大な量)を毎晩二時・三時に起きだして必ず全部読んだと言います。スパーエリートを心服させるために、鬼気せまる勉強を深夜、自宅の寝室で続け、持続的な意志の強さと実行力は凡百を絶した。(本人の努力)以上読み返してみて、「最悪な政治家」「金権政治家」と評価されていますが、あの「列島改造論」により、経済大国を醸成したことをボクは高く評価したい。「政治主導か?官僚主導か?」でなくて、優秀な、有能な、仕事熱心な高級官僚を適切に、最大限発揮させることが、日本の国力のアップにつながると確信します。...

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