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慶喜

世界宗教(宗教と経済) 

2017年06月15日 外部ブログ記事
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宗教の世界観や道徳律が商業に社会性をもたせた

普遍宗教は、経済活動、とくに商業活動と密接に結びついて発展してきました
普遍宗教の提示する世界観と道徳律
 ☆歴史的に商業活動における個人的な欲望を抑える
 ☆その活動に社会性と公共性を付与する原動力となりました
キリスト教本来の教えでは商人や金融業者は忌避される存在でした
 ☆キリスト教も利子の容認、商業、金融業の奨励へと方針変更
 ☆宗教改革で、カルヴァンは金融業者や資本家を積極的に認める教理を説きました
イスラム教では、利子を否定するといわれている
 ☆イスラム教にはふたつの「利子」と訳すことのできる言葉があります
 ☆リバーとムダーラバで、リバーは禁止されています
仏教、日本では浄土真宗、日蓮宗の信徒が歴史的に多い
 ☆これらの宗教や宗派は、経済活動を積極的に認める教理をもっていたから
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください
出典、世界『三大宗教(洋泉社)』(中法大学保坂教授)






宗教と経済(三大宗教(洋泉社)記事より画像引用)

キリスト教は、弱者の宗教として出発した
イエスの言葉に「富める者が救われるのは、ラクダが針の穴をとおるより難しい」とあります
キリスト教本来の教えでは商人や金融業者は忌避される存在でした
聖職者からもつとも嫌悪されたのは高利貸
 ☆「キリスト教徒の高利貸は破門に処する」との決議がなされたほどです

キリスト教も利子の容認、さらには商業、金融業の奨励へと方針変更
宗教改革とほぼ同じ時期、貨幣経済や商業の発達
この転換で大きく先んじたのがプロテスタント諸国
ルターは、すべての職業は神の救いに結びつくという天職(コーリング)思想を称える
 ☆教会関係者が独占していた神の救いの道をすべての職業に開放しました
カルヴァンは、さらに徹底し、金融業者や資本家を積極的に認める教理を説きました

キリスト教プロテスタントの教え
大航海時代に海外に進出して莫大な富を得た商人
 ☆オランダやイギリスの商人・資本家に信奉された
カルヴァンの教えが、富の増加によって神の救いのたしかさが証明される
彼の信奉者は、多く富を増やし、神の救いをたしかなものにしようと励んだ
その結果、近代資本主義が生まれたというわけです
プロテスタント系以外の国に経済が不調な国が多いのもたしかです

ユーロ危機あるいは欧州金融危機などと呼ばれる問題
深刻な状況に陥った国、ギリシャ、スペイン、ポルトガル
 ☆ギリシャ正教かカトリックの国々です
プロテスタントの国がひとつも挙がっていません
各宗派が有する体質(商業観や労働観や経済観)の違いに原因を求める傾向があります

イスラム教では、利子を否定するといわれている
イスラムにはふたつの「利子」と訳すことのできる言葉があります
 ☆リバーとムダーラバ
最初から商業活動を奨励していたイスラム教
商取引は公正かつ平等に行われることが必須条件

イスラムの「利子」リバー禁止されています
意味で、不均等な取り引きはすべて不正とみなされるということです
他人の労働の成果を労働もせずに受け取ること、つまり不労所得は不正にあたります
銀行利子などは不法利子、つまリリバーとみなされ禁止されています
イスラム教徒が経営する銀行では、利子はつきません
 ☆無利子銀行と呼んだりします

イスラムの「利子」ムダーラバは容認されています
日本語でいう株やその配当の意味に近いでしょうか
利益があったならば、契約時に合意した比率に応じて分配を得る
逆に損失が出たなら応分の負担をするというもの

イスラムでは財の退蔵(金銭などを使用せずに保持すること)は禁止されています
資本は有効に運用しなければならない
利益は社会、とくに弱者の救済のために還元しなければなりません
イスラム数がほかの宗教と違うのは、それが信者の義務です

日本では仏教と商業が結びつくことに違和感がありますが?
聖俗分離の仏教では、宗教エリートである僧侶の生活を支える在家信者の活動を奨励しています
歴史的に都市型宗教である仏教は、都市生活の中心者である商人と為政者に支持されました
商人は仏教発展の実質的な担い手となりました
 ☆大乗仏教は、シルクロードの遠隔地貿易で活躍した商人により、東アジアや西アジアに広められました
 ☆大乗仏教と商人の密接な関係は、「法華経」にも明確に記述されています
仏教で奨励する商業活動
 ☆布施と呼ばれる寄付行為を通じて財貨を社会に正しく還元することが前提です
 ☆正しく儲けて、正しく社会に還元することが、仏教の経済観なのです

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