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おじじの日記
日本人の忘れ物 〜瞽女唄を聴く〜
2017年06月08日
テーマ:テーマ無し
その昔、盲目の女旅芸人で<瞽女(ごぜ)>と呼ばれ、独特の旅姿で全国を歩いて、人の心を唄い語り継いできた瞽女唄には、今を生きる者にとっても心を震わす情感があります。もう20数年も前のことです。私は、長岡・厚生会館中ホール(現・アオーレ)で盲目の人『小林ハルさん』の瞽女唄を聴いたことがあります。光を奪われた暗闇の世界に、「日本人の忘れ物」を大切に抱いて生きてハルさんの瞽女唄は、今でも、私の脳裏にしっかり焼き付いています。ハルさんの鍛え上げた「野の声」と三弦の響き、情感..
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