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尺八と横笛吹きの独り言

人形甚句(秋田人形甚句)……秋田県民謡 

2017年05月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●秋田県民謡……「秋田人形甚句」の採譜です。 
民謡唄の都山譜での採譜作業が少しづつであるが、増えてきた。これまでで、およそ280曲くらいになったようだ。(相変わらず汚いマイ符面ですが……)
 
飯能筏唄・鈴鹿馬子唄・甲州金山節・坂本おけさ・宇和島さんさ・おてもやん・山形大黒舞……と続き、今回は秋田県民謡の「秋田人形甚句」である。
多くは琴古流のマイ符面を都山譜に変更している。

人形甚句の名称の前に秋田をつけて秋田人形甚句としていることが多い。ただ単に人形甚句となっていることもある。索引で人形甚句を探すと無く、秋田人形甚句で引けばある。

この曲はよく弾む唄です。最初の1小節の「チーチ・チ」で三味線だけが出ます。そのあとに尺八や笛が入ります。
笛にはよく合う曲です。

1、(キタガサッサーエー)
  囃子弾めば (ハイハイ)
  浮かれて踊る
  (キタガサッサーエー)
  踊る人形の (ハイハイ)
  キタガサッサー 品の良さ
  (キタガサッサーエー)

2、どこになびくか あの糸柳
  風の吹くたび キタガサッサー 気にかかる

3、好きになったら 惚れてもみるが
  惚れて振られりゃ キタガサッサー 恥ずかしや 

4、黄金花咲く 秋田の郷の
  人形甚句の キタガサッサー 程の良さ
           
 
この唄は、写真のように指使い人形での「がん鉄踊り」の囃(はや)し唄である。
唄は踊りの伴奏的な役割をする程度のもので、「キタカサッサー」と弾む囃し言葉を合いの手にたたみ込まれるように唄われた。
人形芝居が山村地帯を巡業して廻ったのは明治時代が中心で、演じものは、がん鉄踊りが始まりで岩見十太郎の獅子退治や鬼人のお松の殺人場面などが演じられた。
この歌詞は伊藤 要(作詞・作曲家)が作詞したものである。
……秋田・みんよう企画「日本の民謡」から転載しました。……

●猿倉(さるくら)人形芝居
演目, 「貫鉄和尚傘踊り」「三番叟」「女山賊鬼神のお松」など. 演技, 1人でふたつの人形を操りながら、首をすげ替える早変わりの技があります。人形の首は絵のようにハサミ式をいわれる方法で操られています。

●YouTubeでの「猿倉人形芝居」動画紹介
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=8N6KQlWhsQk#t=0
  http://www.akita-minzoku-geino.jp/?p=738より

貫鉄(がんてつ)和尚傘踊り
この芝居は、明治のはじめに、鳥海町百宅の池田与八によって創案されたもの。その後、猿倉の真坂籐吉、笹子の丸田今朝蔵が加わり一座を組み、全国巡業したことから、猿倉人形芝居として知られるようになった。http://www.akitafan.com/akita_photo/detail.html?akita_photo_id=408

●この曲の古いカセットテープで音源を流して横笛で合わせると、ある部分で合いません。
テープの経年変化・劣化による伸びが原因していると考えて、S8チューンズソフトで20セントから50セントほどプラスして試行しましたが……これでも笛と音源がうまく合いません。ある音だけが合いません。
変だ変だ!!
テープ全体が伸びていると考えましたが……特定の音だけが(1律ほど)ひずんで(低い)いるように思いました。要するに古いカセットテープの音源は使えないことだなあ。S8チューンズソフトでは修正できないなあ……??

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